長男(高校生)が昨日、血管造影検査のため入院した。

 

入院は、4年ぶりだ。

そう、病院はエアコンが効いていて寒かったんだ。

 

えっ? 付き添いいらないのか。

そうか、高校生になったから。

コロナ感染拡大予防もあるのか。

 

あっという間に検査に向かった長男、

右上腕に静脈留置針(サーフロー)が入っていることを確認した。

小学生から、これがうまく入らず泣き叫んでいた。

この恐怖から、再出血(完治まで脳出血5回)した鬼門中の鬼門。

 

13時に検査へ、14時半には帰室(していたらしい)。

15:50から(予定では15時)医師からの説明。

先生、いつも忙しいものね。

あなたのためなら何時間でも待ちますよ。

 

今日は、3人で話を聞いた。

自分の病気のことだもの。

そろそろ、いっちょ前扱い。

 

「右の血管に造影剤を流しまして、静脈から血液が流れることがありませんでした。次に左は・・・。」

 

2022年3月に撮影したMRAでは、残存AVMがうつり込んでいるいると

主治医から言われていたため、心では、完治は今日ではないと思っていた。

でも、いつも変わらないことがある。

「絶対に、治す」

 

「・・・・ということで、異常な血管は消失しています。

 今後はガンマナイフの副作用としてのう胞などできやすいので

 フォローをしていきます。」

 

先生とお会いしてから約10年。

小学生の坊主だった長男は、薄いひげも生えてきた高校生。

 

普通に、高校生活楽しんでいいってよ。

普通に、好きなことしていいってよ。

 

信じられる?

救急車でこの病院に運ばれてから、こんな日が来るなんて。

 

謙虚と感謝で生きよう。

一度、終わったと思った人生だもの。

 

長男にかかわってくれた主治医のお二人、セカンドオピニオンで勇気づけてくださったスーパードクター。

そして、「私失敗しないので」とサーフローを差し込んでくれた看護師。

そしていつも支えてくれた夫、長女、次男。

本当にありがとうございました。