長野県の駒ヶ根高原マラソンに行きました.

  天気が良く、すっかり秋らしくなった駒ヶ根高原で

  わずか15kmですが、一応完走しました.

  が~っと登って、が~っと下り

  最後はうぇ~っと登りゴールです.

  タイムは1時間25分でした.不甲斐ない...

  帰りは美味しい「おそば」を食べて帰りました.

  とても気持ちの良い1日でした マル.

  かい動物病院-駒ヶ根2

  走りの最中に写真を撮ろうと思っていましたが
  そんな余裕ありませんでした.
  かい動物病院-駒ヶ根1
走る最近朝5時に起きてジョギングしています.

  近くの池を周回するのと、+上り下りの坂道3kmほど

  合計6km程度です.

  写真は今日、携帯もって走って撮りました.

  秋の風が気持ちよかったですよ!

  かい動物病院-維摩池2
  
  かい動物病院-維摩池1
叫び本日の手術で輸血が必要になりました.

わんわん本日脾臓の血管肉腫の手術をします.

  この手術には輸血が欠かせません.

  「さくら」の出番となりました.

ドクロ輸血です.

  さくらはもう4~5回も貢献しています.

ぶーぶーだからちょっぴり太めでも良いんです.

  首の血管に太い18Gの針を刺して血液を抜きます.
  $かい動物病院-saiketu

  さくらの血液
  $かい動物病院-blood

  麻酔も無しでお利口に採らせてくれるので
  終わったらおやつをあげます.
  (もう食べちゃったところ)
  $かい動物病院-after
今年のトマトは少し小ぶりですが

美味しくできました。

$かい動物病院-!! TOMATO !!
蛋白漏出性腸症(腸炎)という厄介な病気

  蛋白漏出性腸症(PLI)は無症状の場合と

  下痢や嘔吐を伴う場合があります.

  無症状の場合はたまたま検査した時に判明します.

  たまたまの検査とは

   1)血液検査でアルブミンが低下していた
   2)他の理由で内視鏡検査をして腸に異常が見られた

  のような場合です.

  要するに、腸のリンパ管に異常が起きて

  そこからリンパ液と一緒に蛋白が腸内に漏れ出てしまう

  場合と、腸の粘膜自体に異常が起きて

  蛋白が多量に腸に漏れ出てしまう場合があります.

  $かい動物病院-EPI1
  これがEPIの十二指腸粘膜の状態
  白い突起のようなものが拡張したリンパ管

 *リンパ系の異常を伴う疾患としては、腸リンパ管拡張症、
  リンパ管腫瘍、後腹膜線維症、小腸軸捻転症、収縮性心膜炎
  および心不全などがあり
 *消化管粘膜の異常により本症を生じるものとしては、
  アレルギー性胃腸症、好酸球性胃腸炎、アレルギー性紫斑病
  急性・慢性胃腸炎、炎症性腸疾患(IBD)などがあります.

  大概は、下痢や嘔吐をして病院へ行くと

  お薬をもらって飲ませると良くなるが

  薬を止めたり、しばらくすると再発するような症状です.

  上記のように原因は様々で、本質的な原因はつかみにくい

  のですが、まずは内視鏡検査で診断をします.

  $かい動物病院-EPI2
  十二指腸粘膜を内視鏡鉗子で採取しているところ
  採取したものを病理組織検査して診断します.

  次に食事の改善をする必要があります.

  一般には抗アレルギー食や低脂肪食ですが

  普段から何でも食べる犬はなかなか食べてくれず

  良くなりません.

  その次に薬剤で治療しますが

  薬剤はプレドニゾロンやシクロスポリンなどの

  免疫抑制剤や免疫調節剤です.

  薬剤をいくら使用しても、食事の改善がないと

  全く良くならない場合があります.

  普段から、ドッグフードをよく食べる子は

  治療が非常にズムーズになります。