蛋白漏出性腸症(腸炎)という厄介な病気
蛋白漏出性腸症(PLI)は無症状の場合と
下痢や嘔吐を伴う場合があります.
無症状の場合はたまたま検査した時に判明します.
たまたまの検査とは
1)血液検査でアルブミンが低下していた
2)他の理由で内視鏡検査をして腸に異常が見られた
のような場合です.
要するに、腸のリンパ管に異常が起きて
そこからリンパ液と一緒に蛋白が腸内に漏れ出てしまう
場合と、腸の粘膜自体に異常が起きて
蛋白が多量に腸に漏れ出てしまう場合があります.

これがEPIの十二指腸粘膜の状態
白い突起のようなものが拡張したリンパ管
*リンパ系の異常を伴う疾患としては、腸リンパ管拡張症、
リンパ管腫瘍、後腹膜線維症、小腸軸捻転症、収縮性心膜炎
および心不全などがあり
*消化管粘膜の異常により本症を生じるものとしては、
アレルギー性胃腸症、好酸球性胃腸炎、アレルギー性紫斑病
急性・慢性胃腸炎、炎症性腸疾患(IBD)などがあります.
大概は、下痢や嘔吐をして病院へ行くと
お薬をもらって飲ませると良くなるが
薬を止めたり、しばらくすると再発するような症状です.
上記のように原因は様々で、本質的な原因はつかみにくい
のですが、まずは内視鏡検査で診断をします.

十二指腸粘膜を内視鏡鉗子で採取しているところ
採取したものを病理組織検査して診断します.
次に食事の改善をする必要があります.
一般には抗アレルギー食や低脂肪食ですが
普段から何でも食べる犬はなかなか食べてくれず
良くなりません.
その次に薬剤で治療しますが
薬剤はプレドニゾロンやシクロスポリンなどの
免疫抑制剤や免疫調節剤です.
薬剤をいくら使用しても、食事の改善がないと
全く良くならない場合があります.
普段から、ドッグフードをよく食べる子は
治療が非常にズムーズになります。
蛋白漏出性腸症(PLI)は無症状の場合と
下痢や嘔吐を伴う場合があります.
無症状の場合はたまたま検査した時に判明します.
たまたまの検査とは
1)血液検査でアルブミンが低下していた
2)他の理由で内視鏡検査をして腸に異常が見られた
のような場合です.
要するに、腸のリンパ管に異常が起きて
そこからリンパ液と一緒に蛋白が腸内に漏れ出てしまう
場合と、腸の粘膜自体に異常が起きて
蛋白が多量に腸に漏れ出てしまう場合があります.

これがEPIの十二指腸粘膜の状態
白い突起のようなものが拡張したリンパ管
*リンパ系の異常を伴う疾患としては、腸リンパ管拡張症、
リンパ管腫瘍、後腹膜線維症、小腸軸捻転症、収縮性心膜炎
および心不全などがあり
*消化管粘膜の異常により本症を生じるものとしては、
アレルギー性胃腸症、好酸球性胃腸炎、アレルギー性紫斑病
急性・慢性胃腸炎、炎症性腸疾患(IBD)などがあります.
大概は、下痢や嘔吐をして病院へ行くと
お薬をもらって飲ませると良くなるが
薬を止めたり、しばらくすると再発するような症状です.
上記のように原因は様々で、本質的な原因はつかみにくい
のですが、まずは内視鏡検査で診断をします.

十二指腸粘膜を内視鏡鉗子で採取しているところ
採取したものを病理組織検査して診断します.
次に食事の改善をする必要があります.
一般には抗アレルギー食や低脂肪食ですが
普段から何でも食べる犬はなかなか食べてくれず
良くなりません.
その次に薬剤で治療しますが
薬剤はプレドニゾロンやシクロスポリンなどの
免疫抑制剤や免疫調節剤です.
薬剤をいくら使用しても、食事の改善がないと
全く良くならない場合があります.
普段から、ドッグフードをよく食べる子は
治療が非常にズムーズになります。


最近朝5時に起きてジョギングしています.

本日の手術で輸血が必要になりました.
本日脾臓の血管肉腫の手術をします.
輸血です.
だからちょっぴり太めでも良いんです.


