浜辺祐一著
集英社文庫 457円

始め同業者として
「読まなくても分かってる」
と思いましたが、読むと止まらない。とても正直な気持ちをいたるところに吐露している。
運ばれてくる患者は、いずれも目をそむけたけなる患者ばかり。もちろん、意識が戻って社会に復帰出来る事もあるが、それは万が一。
厳しい告知の時期が待っている。研修医は一日一日と延ばそうとする。しかし、それは上辺だけの優しさであって、本当の優しさでない!
主治医は鬼になって告知しなければならない。
そして、それが突然奈落の底に突き落とされた家族に対する真の優しさなんです。著者のいいたいことが凄く分かる。
この状況をここで詳しく述べる事が出来ません。
是非、一読して頂きたい。

~医療関係の本はよく読む医療人~