病理結果が出た。
執刀した主治医でさえちょっと驚いた、まさかのリンパ節転移。
ステージ1B予測から3A確定。
胸腔鏡下予定だった手術。
だったけど、ガチガチに硬いリンパ節が見つかり取れるだけ徹底的にとる方針になり、開胸に。でもガチガチでも腫れて大きくなっているわけでもなく、PETにも写り込まなかったから、昔かなりキツイ抗ガン剤やってる影響でリンパ節が硬くなってしまったんだろう…と予測したと。
取ったリンパ節を念入りに調べたらガン細胞がいたらしい。
見える範囲は取りきったし、切り取った部分とくっついてた残ってる断面にはガン細胞は見つからなかったと。
ただ、開胸しても見えない右の中下葉や左肺のリンパ節にPETに写り込まない小さい転移がないか?…と言うと大丈夫とは言えない状況だと。
もう脱毛がいや…とか言う選択の余地はなく抗ガン剤をやらないと危険だと。こんな状況で個室に一人置いとくのが心配っていう主治医と家族の勧めで急遽夕方ドタバタ退院。
楽しみだった退院。
だけど、私よりショックで放心状態の両親がこれ以上落ち込まない様に…特に運転しなきゃいけなかった父がしっかり運転できるように、できるだけ病気と関係ない楽しめな話を息切れしながら頑張った。
おかげで、落ち込む暇がなかった。笑
っていうか、正直実感ゼロで本当に他人事みたいなんだ。
1ヶ月自宅療養でキズ癒やして、体力つけて、11月に再入院して抗ガン剤が始まる。
もう選択の余地はない。
それだけを何度も自分に言い聞かせてる。
この4ヶ月予定の治療乗り切ったら、生きる事ができるなら。。。
神様に毎日お祈りやらお願いやら…懺悔やら…いろいろ話しかけてた。
でもこれが私の運命だったみたい。
でも…でも!
これで終わりでも死ぬと決まった訳じゃない。
体力つけて、モチベーション上げて、ガン細胞をやっつけるイメージトレーニングもして。笑
毎日、ひとつでも嬉しいこと、たのしいこと見つけて、ひとつでもたくさんわらうこと。
ひとつひとつ積み重ねて、できる治療を強い気持ちで逃げずに乗り切ること。
それが今の私にできること、やらなきゃいけないことなんだと思う。
実感湧かないから、こうやって書きながら言い聞かせていきます。
やっと家に帰って大事な猫たちに会えたから頑張らないと。
私はこの子たちのお母さんになると決めた日から、この子たちが神様の定めた天命を全うして天国に召されるまで、育てる責任があるし、そう約束したからまだまだ死ねない。