こんにちは!
東北最大級の薪ストーブ専門店【ウッディアヴィレッジ】店長マッキーです♪
今回は薪の燃焼の過程を温度別でお話していこうかと思います♪
薪の温度=炉内の温度とは多少異なるので、温度計での判断は難しいのですが、薪の燃えるメカニズムを理解する事で薪作りやメンテナンスなどに役立つかと思いますので、是非参考になればと思います
100℃以上
熱で薪の水分が飛び、薪の表面で炭化が始まります。この時に薪の含水率が高ければ高いほど、次のステップである燃焼に行くまでにエネルギーを多く費やすので、ここで余計な時間がかかってしまいます。
260℃以上
温度が260℃以上になると薪の内部の木炭ガス(揮発性物質)が蒸発し始めます。このガスと空気が混ざると270℃で引火します。さらに290℃でタール分が生成され、350℃でガスの放出が最大に達します。
400℃以上
タール分がガス化し、煙を放出しなくなります。さらに薪の重量の減少が急速に進み、炭が形成されます。450℃に達するとガスの放出は止まり、タール分を生成しなくなります。
500℃以上
おき火の状態です。酸素と混ざった薪の炭素が高温で燃えている状態で、二酸化炭素を発生しながら、炭との二次反応により燃え尽きると、燃焼に必要のない成分を含む灰が残ります。
いかがでしたでしょうか??
専門的な用語もあり、少々難しい部分もありますが、温度によって薪の中で起こっている事が違うのは理解していただけたかと思います
一括りに燃えていると言っても、様々な工程を踏んだ上で燃えているのですね
この工程を知っておけば、薪ストーブと薪の力を最大限に引き出す手助けになるかもしれません
是非参考にして下さいね
ではまた明日〜♪
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