2017年度後期「食品衛生学」定期試験のヒント | 甲斐先生のブログ

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2017年度後期「食品衛生学」定期試験のヒント

 

 

今回で7回目ですが、7年間、同じ試験問題です。法律変更箇所や解りにくい日本語は修正いたしました。再試験は本試験と同じ問題ですので、何としても再履修することのないように、今年度の単位取得をお願いいたします。

 

試験問題は、国家試験のことを考えて、重要箇所からのみ出題しておりますので、決して難しい問題ではありません。

 

定期試験で他の科目と同じ日に試験が重ならない場合は、これまで9割前後の方々が本試で合格してきております。万が一、同一日に試験が重なっても良いように、早めに試験勉強を済ませておいてください。

 

覚えるべきことをきちんと頭に入れておけば、40分程度で解答が終わります。余裕をもって試験時間は50分で設定しておりますので、十分に時間があります。

 

平常点の加点が10点以上あり、ここに実際の試験問題に添ってヒントを記載しておりますので、至れり尽くせりの配慮をしております。

 

どうかひとりも漏れることなく、皆さん全員が合格してくださることを、心より祈っております。

 

甲斐達男

 

 

 

 

問1 食品衛生法の対象

第1回で配布したプリントの該当箇所をじっくり学習しておきましょう。

 

問2 日本における食品衛生

医薬部外品、発生頻度の高い食中毒、戦後に急激に消化器系感染症が激減した主要因、細菌性食中毒の発生時期、食品衛生監視員の種類

 

問3 日本における食品衛生

輸入食品の規制、食品衛生監視員の任用資格、輸入食品の残留農薬基準、屠畜場の外で死亡した獣畜肉の販売、医薬部外品

 

問4 食品の鮮度

食肉のガス置換包装、食品の初期腐敗値、白身魚と赤身魚の違い、K値、モーガン菌

 

問5 食品の保存

塩辛の食塩濃度、野菜・果物類の熟化ホルモン、MA貯蔵、農産物の家庭での保存

 

問6 乳と鶏卵

異常乳、保存・流通温度、クチクラ、on eggとin eggのサルモネラ汚染

 

問7 トリハロメタンが引き起こす障害

 

問8 水道水の水質基準値

記憶すべき数値を正確に覚えておく

 

問9 水質管理目標値

総農薬方式、記憶すべき数値を正確に覚えておく

 

問10 水

親水性酸、BODとCOD、オゾン、活性炭

 

問11 水

高度浄水処理、遊離残留塩素基準、カルキ臭、トリハロメタンの生成、硬度

 

問12 寄生虫

トキソプラズマ、有棘顎口虫、鞭虫、旋毛虫、有鉤条虫

 

問13 寄生虫

有鉤条虫、無鉤条虫、肺吸虫、有棘顎口虫、アニサキス

 

問14 寄生虫

横川吸虫、アニサキス、トキソプラズマは、エキノコックス、十二指腸虫

 

問15 衛生動物

ヤマトゴキブリ、媒介する病原体、ヒョウヒダニ、ラットとマウス

 

問16 食品添加物

天然香料、JECFA、ADI、

 

問17 殺菌料、保存料、pH調整剤、静菌剤、抗菌剤の具体例

 

問18 食品添加物の物質名と用途

漂白剤、食用油の抗酸化剤、惣菜類の静菌剤、柑橘類とバナナの防カビ剤、清涼飲料水の甘味料

 

問19 食品添加物の表示

(化学)物質名表記、甘味料、表示の免除規定

 

問20 食品添加物

ポジティブリスト制、安全性審査、既存添加物、認可手順、指定要件、国連の関与

 

問21 食品添加物

安全係数1/100、急性毒性と慢性毒性試験、エームズ試験、抗原性試験、相乗作用

 

問22 食品添加物の諸性質

プロピオン酸Ca、しらこたん白、漂白作用、アルミニウムレーキ剤、アスパルテーム

 

問23 亜硝酸Naの諸性質を問う問題

 

問24 甘味料の諸性質

アセスルファムK、サッカリンNa、アスパルテーム、ステビア抽出物、カンゾウ抽出物

 

問25 食品微生物検査

一般細菌数の定義、大腸菌群の定義、空中落下菌測定の公定法、マンニット選択培地、大腸菌の定義

 

問26 芽胞形成菌を選ぶ問題

 

問27 食中毒菌その潜伏期間を問う問題

 

問28 食中毒菌とその主な原因食品を問う問題

 

問29 食中毒菌の特徴

耐塩性菌、低温細菌、微好気性菌、偏性嫌気性菌、好塩性菌

 

問30 ノロウイルスの諸性質を問う問題

 

問31 微生物性食中毒

届出制、西暦2000年事件、自然毒の発生時期、近年最多発の食中毒、クドア・センプテンプンクタータ

 

問32 ボツリヌス菌の諸性質を問う問題

 

問33 腸管出血性大腸菌の諸性質を問う問題

 

問34 黄色ブドウ球菌の諸性質を問う問題

 

問35 食中毒事件に関する応用問題

 

問36 食中毒事件に関する応用問題

 

問37 自然毒

青酸配糖体によるもの、フェオホルビド、シガトキシン、毒きのこ

 

問38 水産物の自然毒

麻痺性貝中毒、下痢性貝中毒、フグ毒、シガテラ毒、イシナギ

 

問39 植物性自然毒とマイコトキシン

チョウセンアサガオ、大豆、アフラトキシン、ツキヨタケ、パツリン

 

問40 食品汚染物質

ダイオキシン、PCB、アクリルアミド、アフラトキシン、HAA

 

問41 環境中の有害物質

Cd、ハンターラッセル症候群、PAH、TEQ、有機塩素系の農薬、有機水銀

 

問42 殺菌と消毒

殺菌灯、エチレンオキシド、パスツリゼーション、放射線滅菌、殺菌・消毒・除菌・静菌

 

問43 消毒剤の諸性質

アルコール類、オスバン液、ポピドンヨード、クロルヘキシジン、グルタールアルデヒド

 

問44 食品洗浄剤の諸性質

塩化ベンザルコニウム、直鎖型LAS、両性界面活性剤、非イオン系界面活性剤、乳化剤

 

問45 放射線の単位を問う問題

 

問46 質量数と原子番号から中性子の数を求める問題

 

問47 放射性物質の諸性質

電磁波と粒子、コバルト60、X線、放射線の透過能力、生物学的半減期

 

問48 核種と人体への影響の関係を問う問題

 

問49 食品の放射能規制値に関する諸問題

 

問50 放射性物質

人が死亡する被曝量、食品で問題となる放射線、SvとBqの違い、自然放射線量

 

以上