ハマったゲームたち(4) | ころころな趣味。

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色々な趣味に関してころころとネタを変えながら、毎日更新していくブログです。
ごゆっくりどうぞ♪

今回はレースゲーム!
僕は車が好きなので、ゲームの中でもレースゲームはもちろん好きなジャンルです!
 
数多くのレースゲームを所有しておりますが、僕が初めて触れたレースゲームの一つがこのゲームでございます!
 
 
 
 

No.004
タカラ/シーエイプロダクション
チョロQ!
2002年発売
ハード:ゲームキューブ(任天堂)
関連ソフト:チョロQアドバンス2、チョロQ64、チョロQ64 2 ハチャメチャグランプリレース、チョロQ Wii、チョロQ ハイパーカスタマブルGB、パーフェクトチョロQ、チョロQアドバンス
初プレイ:幼稚園~小学1年生頃
 
今は亡きタカラが作っていたおもちゃである、チョロチョロ走るキュートなミニカーこと、チョロQ
 
トミカのトミーと合併してタカラトミーとなった現在では、随分と影が薄くなってしまいましたが、かつてはかなりの人気を博していたおもちゃです。
…とは言え、現在はタカラトミー以外にも、トミーテックがチョロQzeroというリアル志向のチョロQシリーズを展開したり、Q'sという新たなシリーズを発売したりしていますし、ファンはまだまだ多いミニカーです。
タカラトミーが展開しているチョロQシリーズも、最近リニューアルされて新たな機能が追加された(なんでも、動きをプログラミングできるとか!)ようですし、今後の展開に期待ですね!!
 
チョロQの人気が今よりもずっと高かったかつての頃は、ゲーム化もたくさんされており、チョロQを題材にしたゲームはなんとその数…20以上!
ハードも、プレイステーションだけでなく、任天堂ハードであるNINTENDO64やゲームキューブそしてWiiからも出ており、また、ゲームボーイカラー、ゲームボーイアドバンスといった任天堂の携帯ゲーム機のソフトも発売されたばかりか、セガが販売していたセガサターンのようなマイナーなハードでもゲーム化されていました。
このことからも、ゲームもおもちゃ同様かなりの人気を博していたことが窺い知れますね!
 
 
さて、今回ご紹介するチョロQゲームは、ゲームキューブ用ソフトとして開発された、『チョロQ!』です!
これは本当にハマりました笑
パッケージもボロボロになり、それをセロハンテープで補修し、それでも尚ボロボロになっているパッケージからも、どれだけ遊んでいたかがお分かりいただけることでしょう。
小学一年生のとき、これで遊びすぎて熱を出したというエピソードもあります笑
 

背表紙がこんな感じ。

本当にボロボロです笑

 
 
『チョロQ!』は、リアル志向のソニー系チョロQとは異なり、ファミリー向けゲームを多く展開する任天堂ならではの、コミカルさを強調したゲーム性が特徴です。
それがおもちゃとしてのチョロQとの相性抜群で、チョロQの世界観にドップリと浸れるのですよ!
このソフトはチョロQシリーズのゲームの中では人気が高い方ではない(そもそも、知名度が低い気が…)と思いますが、隠れた名作と言えるのではないでしょうか?
これが初めて触れたチョロQのゲームということもあり、個人的には一番思い出があり、一番好きなチョロQゲームであります。
 
 
 
 
★ゲームシステム★
プレイステーションの『チョロQ』(無印)を思わせるようなシンプルなゲーム性で、レースがメインです。
ストーリーは一切なく、街もありません。本当にひたすらレースだけをするゲームです。
 
EDはグランプリで勝利すると見ることができるので、グランプリ優勝が最終目標といったところでしょうか。
グランプリで優勝するには、腕の良さはもちろんですが、速く走れるチョロQで出走することが大前提。
チョロQにはボディによる性能の差は一切ないため、チョロQを速くするには高性能なパーツを買ってカスタマイズすることが必要です。性能の良いパーツを買うには、“チャレンジレース”に出走し入賞してお金を稼ぐ必要があります。
したがって、“チャレンジレース”入賞→パーツ購入→カスタマイズ→より賞金の高い“チャレンジレース”で入賞→さらに高いパーツを購入→カスタマイズ→……というサイクルで、グランプリ優勝までゲームを進めていくことになります。
ま、多くのチョロQゲームと同じ進め方ですね。
 
 
○チャレンジレース○
コースの長さによって貰える賞金が異なります。
コースの長さはショートミドルロングの3種類(チョロQHGやHG3,HG4と同じです)で、最初はショートコースしか選ぶことが出来ません。レースに勝利を重ねていくと、ミドルを選べるようになり、更に勝ちを重ねるとロングも選べるようになります。
また、このゲームならではの特徴として、コースの逆走バージョン(リバース)もあること。
ロングコースで全て勝利すると、ショートリバースが解禁されます。最終的にはロングリバースまで解禁され、それが最も賞金が高いレースとなります。その分、レースに出場するチョロQの速さも速くなるため、テクニックとパーツの性能の両方が要求されます。
 
また、コースは全部で6種類
チョロQシリーズ定番のサーキットコース;“チョロQサーキット”
ジャングルジムや滑り台、ブランコなど、実物大の遊具が設置された自然豊かな公園の中を爆走する“チョロQパーク”
おもちゃの脇を駆け抜けたり、ベッドの下を走り抜けたり、定規の橋を使って机の上に登ったり…子供部屋全体をコースにした“キッズルーム”
教室や廊下、昇降口に校庭も、はてプールまで…放課後の小学校を縦横無尽に走り回る“アフタースクール”

ホログラムの標識やチューブ型トンネルなどのSFチックな演出がカッコいい、闇夜に浮かぶ未来の高速道路コース;“チョロQハイウェイ”

雪が吹き荒れる真夜中の雪山を駆け上がって駆け降りる、アップダウンが激しい上級者向けのコース;“シルバーヴィレッジ”
…という、バラエティー豊かな6コースが待ち構えています!
なかでも、チョロQパークとキッズルーム、そしてアフタースクールは、“おもちゃのチョロQ”という本作品の設定がふんだんに生かされた本作品ならではの名コース。
一応、チョロQサーキットやシルバーヴィレッジにも、チョロQがおもちゃサイズだということが分かる物が背景に置かれているのですが、遊んだことがある方は気付かれましたか??
 
最初は、チョロQサーキットしか選ぶことが出来ませんが、レースに勝っていくと選べるコースが徐々に増えていきます。
全てのコースにショート、ミドル、ロングが設定されているので、一応18種類コースがあることになりますね。
 
 
○グランプリ○
チャレンジレースの全6コースで入賞すると、コースの長さによってクラス分けされたグランプリに出場できるようになります。
グランプリはブロンズカップ(ショートコース)、シルバーカップ(ミドルコース)、ゴールドカップ(ロングコース)と、それぞれのリバースVer.の合計6種類のグランプリがあります。
グランプリでは6つのコースを連戦し、順位に応じて貰えるポイントを貯め、最終的に最も獲得ポイント数が多かったチョロQが優勝となります。
グランプリに勝利するとエンディングが流れます(優勝しなくても3位以内に入賞すれば見られるかどうかは忘れました汗)。
 
 
○チョロQモーターズ○
ここでは、パーツの購入とチョロQのカスタマイズ、所有しているチョロQの鑑賞をすることが出来ます。
パーツはボディタイヤエンジンブレーキステアリングミッションホーンホイールエアロパーツオプションパーツぶそうパーツの11個のカテゴリーに分けられおり、様々なパーツが用意されています。
チョロQの性能のパラメータは『グリップ』『さいこうそく』『かそくりょく』『ハンドル』『ブレーキ』の5つ。それぞれのパラメータに影響されるパーツは以下の通り。
『グリップ』→タイヤ
『さいこうそく』→エンジン、ミッション、エアロパーツ
『かそくりょく』→エンジン、ミッション
『ハンドル』→ステアリング、エアロパーツ
『ブレーキ』→ブレーキ
なので、これら以外のパーツ(ボディ、ホーン、ホイール、オプションパーツ、ぶそうパーツ)はチョロQのドレスアップなどにしか使えませんが、その無駄と思われる要素がかなり楽しかったりするのですよ笑
 
 
上記以外にも、『みんなであそぶ』や『おまけであそぶ』『フリーラン』など、様々なゲームモードが用意されています!
ここでは説明は割愛!笑
 
 
 
★このゲームの魅力★
① おもちゃとしてのチョロQを強調した演出
このゲームに登場するチョロQは、おもちゃのチョロQと同じサイズ感という設定になっています。
コース紹介の時にも述べましたが、チョロQパークやキッズルーム、アフタースクールは特にそれが実感できて、とても面白く、チョロQシリーズの中でも独特な雰囲気を味わえます。
特にキッズルームとアフタースクールが大好きすぎて、ずーっとそのコースばかりで遊んでいました笑
 
また、おもちゃ感のある演出はそれだけでなく、本作品ではチョロQがなんとひっくり返ります!
上り坂を勢いよく飛び出したり、高い所から落ちたり、別のチョロQに攻撃されたりするとひっくり返ってしまうのです。もちろん、操作で起き上がることが出来ますが、この演出がより一層おもちゃ感を出すことに一役買っています。
ちゃんと裏面には『チョロQ』の刻印や、ネジまで再現されており、ほんとうにおもちゃのチョロQを操作しているかのようです。
 
 
② コースがバラエティー豊か!
先述した通りです。
 
 
③ 名曲揃い

これまで紹介してきたゲームにもこの魅力が入っていますが、このゲームもやはりBGMがイイ!

おもちゃのチョロQっぽさを感じさせる、どこか可愛くてハチャメチャな雰囲気がしつつも、レースを白熱させるようなカッコよさも兼ね備えた数多くの名曲が収録されています。

キッズルームとアフタースクール(またか)のBGMが特にお気に入り。今でもたまに頭の中で流れるくらい気に入っている曲です笑

また、チョロQのテーマソングもしっかり収録されている(しかも2バージョンも!)ので、これまでのチョロQゲームファンの心も鷲掴みにしてくれること請負です。

 
 
④ 車種のバリエーションが豊富!
チョロQシリーズでは、レースゲームにありがちなスポーツカー系のクルマだけでなく、レースゲームには収録されにくいようなクルマも収録されているのが魅力の一つです。
本作品においてもそれは変わりなく、スポーツカーやレーシングカーだけでなく、ミニバンやSUV、セダンやはたらくくるま、もはやクルマではない何か(人生ゲームのコマ和式トイレ)など、様々なバリエーションのボディが収録されいます。年代も旧車から当時最新のものまで様々。
割かしマニアックなクルマも収録されており、小学生の頃は全く分からなかったクルマ(ほとんどのチョロQゲームに収録されているチョロQは、自動車メーカーのライセンスを得ずにモデリングしているので、チョロQの実名は記載されていない)もいくつかあって、中高生になってやっと知ったようなクルマもいくつもありました。
例えば、タッカー・トーピードや、ジャガーXJ220、アルピーヌA110、デトマソ・パンテーラなど。
 
 
⑤ チョロQシリーズの定番はしっかりおさえてる!
マイナーな作品ながらも、チョロQのゲームであるあるな定番要素がしっかりと押さえられているのも好印象。
 
・チョロQのテーマソング
オープニングデモムービー用のものと、オープニング画面用のものの2つのバージョンが本作品オリジナルのアレンジが加えられて収録されています。一作品に2種類のチョロQテーマソングが収録されている作品は極一部です。
 
・グランプリでの出走チョロQのビリポジションが清掃車
これも第一作目からある要素ですが、プレイヤーを除いたチョロQのポールポジションで最下位に位置しているのが清掃車(ゴミ収集車)というのが定番となっているのです。
“せいそうしゃ”、“ガベージバスター”、“クリーン”など、作品によって違った愛称が付けられており、いつもビリっけつという可哀想なポジションながらも健気にコースを走り切る姿に心打たれるチョロQファンは多く、人気のキャラクター(?)です。
本作品でも、その定番はシッカリと受け継がれています。チャレンジレースではコースによって車種は違いますが、グランプリモードではちゃんと清掃車がビリポジションを担っているのです笑
 
・人生ゲームのコマが登場
『チョロQ3』のグランプリでさんざプレイヤーを苦しめてきたアイツが本作品にも登場!
人生ゲームを作っていたのはチョロQと同じタカラなので、このようなコラボが実現しています。
 
・ビッグタイヤがある
・悪魔系パーツがある
 
・ゲームパッケージイラストのセンターを飾るチョロQが黄色
チョロQのゲームをたくさん持っている方なら気付いた方もいらっしゃるかもしれませんが、多くのチョロQシリーズのパッケージイラストに共通する点として、センターを飾るチョロQが黄色というものがあります。
本作品も写真をご覧いただければお分かりいただけるように、黄色いチョロQがセンターを飾っているのです!
いつか比較写真をお見せしようと思います。
 
 
⑥ エンジン名がおもちゃのチョロQのゼンマイと同じ名前
これは原作再現といったところでしょうか。
おもちゃのチョロQはかつて、ぜんまいに名前が付けられており、性能に違いがありました。
MAD、ブルーMAX、RSマグナム、ロングMAD、ブラックMAX、スピードMADなど、様々な種類のゼンマイがあったのですが、本作品のカスタマイズパーツの一種である“エンジン”にはおもちゃのチョロQに搭載されているゼンマイの名前と同じ名前が付けられているのです!
これも、おもちゃのチョロQを意識した演出の一つと言えるでしょうね!
 
 
⑦ ハチャメチャなレース展開!
マリオカートよろしく、コース上に落ちているアイテムを使ってダッシュしたり、相手を妨害したりできるのが、このゲームをより面白くしています!
アイテムの種類はコチラ。
 
・ニトロ
使うとチョロQが一定時間猛スピードで加速!最高速までひとっとび!
・おもりコイン
自車の一位前を走るチョロQの後部におもりのコインを装着させて、一定時間スピードを遅くできます。逆に、自分が付けられてしまった時は、何回かスピンアタックをすれば素早く外せます。
・スーパーおもりコイン
自車より上の順位のチョロQ全てにおもりコインを装着させることができます。効果はおもりコインと同じ。
・オイル
コース上の好きな場所に撒くことが出来、これを踏んでしまうとどんなタイヤを履いていても一定時間制御不能に陥ります。一定時間たつとオイルは消滅します。これを急カーブの手前や崖や穴の前に撒いておけばおもしろいことになります笑(現実世界ではまねしないよーに!笑)
・バリアコイン
おもりコインとオイルの効果を3回まで無効にできる強力なアイテム。また、防げる攻撃はおもりコインとオイルだけでなく、他のチョロQによるスピンアタックやぶそうパーツでの攻撃も完全に防ぎます。
 
更に、ぶそうパーツを装備した状態でレースに出場すると、コース上に落ちているアイテムに弾薬とホーミングミサイルが追加され、チョロQを攻撃することができるのです!更にハチャメチャなレースになること間違いなし!
・弾薬
ぶそうパーツの種類(マシンガン、ショットガン、ライフル、バズーカ)によって攻撃が変わる弾薬。
・ホーミングミサイル
自車に最も近いチョロQに向かって飛んでいくミサイル。これはぶそうパーツの種類に関係なく同じ攻撃方法になります。
 
 
⑧ コースによって走るチョロQが変化!
本作品では、自車を含めて合計10台のチョロQでレースをします。
“チャレンジレース”では、9台の出走チョロQがコースごとに変わるのですが、そのチョロQがコースに合った車種で揃えられているのが細かくて好きなポイント。
例えば、キッズルームでは子供部屋によく似合う、可愛らしいデザインの旧車やコンパクトカーばかりだったり、アフタースクールでは、夕暮れ時の学校という雰囲気に似合う、ノスタルジーを感じさせる渋いデザインの国内外の旧車ばかりだったり、チョロQハイウェイでは、SFチックな雰囲気に似合った、未来的なデザインのスーパーカーやスポーツカーばかりだったりと、そういった細かい演出が推せるのですよね~。
 
 
⑨ 豊富で面白いカスタムパーツ!
先ほども述べましたが、性能に影響しないカスタムパーツが面白い!
特にホーンが面白く、『ピッピー』と鳴るノーマルホーンだけでなく…
ドラが鳴る“ドラホーン”
携帯電話の着信音が鳴る“でんわホーン”
いびきの声がする“いびきホーン”
水洗トイレの音“すいせんトイレホーン”
暴走族が夜な夜な鳴らす、ミュージカルなサウンド“12れんホーン”
中に怖いオニイサンが乗っているかのような『たわけェ!』という声を出せる“たわけホーン”や、『しばくぞゴルァ!』と怒号を飛ばせる“しばくぞホーン”
…というように、ノーマルホーン以外にも個性的なホーンが7種類用意されています笑
また、出走するライバルチョロQはポールポジションによって鳴らすホーンが決まっているので、チョロQが密集するレースの序盤は、至る所からたわけだのしばくぞだの、トイレの音や12連ホーンの音などが響き渡ってカオス状態になります笑
 
 
⑩ チョロQに性格付けがされている
 
⑪ ゲームボーイアドバンスのチョロQゲームと接続できる!
 
 
⑫ スポンサー看板の小ネタ
チョロQシリーズでは、レースのスポンサー看板を意識したプレートがコース上に設置されているのが定番なのですが、おもちゃのチョロQを意識した本作品では、タカラの商品のロゴをスポンサー看板に見立てておかれているのがなんだか好きです笑
地味に看板の種類も多く、だっこちゃん、バウリンガル、スーパーせんせい、スカイシップ、タカラSFランド、ミクロマン、変身サイボーグ、アンドロイドA、トランスフォーマー、なんちゃってシリーズ、ポケトレインなどがあり、いずれもタカラのおもちゃです。
おもちゃマニアの方は全てお分かりいただけるでしょうか??
 
また、実在の企業の看板も充実しており、イエローハット、KENWOOD、SKY PerfecTV!、CQモーターズ、タワーレコード、カルピスといった様々な種類があります。
実在のロゴマークですから、流石に無許可で使用するわけにもいきませんし、これらの企業とはタイアップしていたということなのでしょうかね?