今日は、巣鴨に心のトゲを抜きに行きました!

まあいろんな事がありますからねー私も。
何せねー、世間ではお年寄りの原宿ですからね~、巣鴨の街を歩く私、ガラス窓に映る [ウィンドウではございません]自分は、すっかり何の違和感もなく自然に巣鴨に溶け込んでいる感じがしました。

私、今年で47才、階段で息が上がります。走ると息が上がります。上り坂で息が上がります。涙もろくに流れません干からびてます。まあ、簡単には涙もろくなりましたとは書けません。性分ですから御免なさいm(._.)m
で、帰りしなに茶巾寿司とお稲荷さんを夕食に買い求め、ワンコ様達と一緒に食べる天然酵母のパン屋さんに行きました。メイプルシロップのパン
は残念売り切れ!食後にどうしてもメイプルシロップのパンを食べたかった!巣鴨で買ったメイプルシロップのパンを食べたかった!でも、他にも色々あるからロールケーキのようなパンを買い求め帰ろうと思ったら、お茶が切れていたのを思い出す。思い出すぐらいだからまだ巣鴨に溶け込むのは早いのかも知れない。

代々木上原のオー絵尽くすでお茶を買っても良かったのだが、折角心のトゲは巣鴨で抜こうとやって来て、巣鴨に馴染み街に自然に溶け込みかけているのをガラス窓[ウィンドウではございません]で確認しているので、巣鴨のお茶屋さんでお茶を買おう!そう思いふらっとあるお茶屋さんに入る。

さっさと選んで帰らねばと思いつつお茶を探すとお店の方に「どんなお茶をお探しですか?」私「知覧か白川のお茶を」すると少し離れていた所でやり取りを聴いてたご主人が近づいてきて「知覧は、ありますが、白川は、ありません。代わりに似たもので徳川家康縁の熟成茶が有ります。昔ながらの畑で作り上げ同じように熟成をさせてます。」話には商人としての誠実さが、「ではそれと知覧をください」となりました。

そして、更に私に缶に入った別なお茶を見せてくれました。
凄く深い緑と、丁寧なより。許可を得て一つだけつまみ口に入れて見ました。

「朝宮ですか?」すると少し驚いた表情になり「何でわかりましたか?朝宮のお茶です。」わずか一瞬にして凄く仲良くなってしまいました。
次に驚いたのは私の方です。お抹茶の葉を私に見せて下さいました。
今まで見たこともない緑色のお茶の葉。京都のお茶屋さんと競り合い日本一のお茶の葉を手に入れた方だったのです。
そして、そのお茶の葉を丁寧に百個の石臼で抹茶に仕上げ、皆様もご存じの有るところである目的の為の茶会に使った方なのでした。

お、も、て、な、し、

そうです、東京オリンピックのおもてなしの為に浜離宮で模様された大茶会の為に使われたお抹茶なのでした!

口に含むと甘い香りが鼻の穴にまで来るのです。
芝刈りをしたあとの甘い香り、台風が去った後の折れた木々や傷んだ葉が出すような甘い香り。

口に含むととろりとしてふわりと軽く、淡雪かんを舌にのせたような滑らかさ。

とても美味しいかった。
オリンピックの誘致のおもてなしに相応しい心尽くしの大茶会だったのでしょう。
浜離宮でこのお抹茶を頂いた方は幸せな方です。

更に驚いたのはまた私。
「昔は九州のお茶は、京都に行って交ぜものに使われてましたが今は美味しいですね。八女のお茶も美味しく変わりましたね。」するとご主人が、「1990年から、私が関わって地元の名前を着けたお茶を美味しいお茶として、堂々と売れる商品にしょう。お茶の横綱を九州からもだそうよ。」とはじめて今の八女茶が名前の通るブランドになったそうです。

まあまあはじめてなのに、いろんな事をお話しして来ました。
今は、奈良県のお茶をブランド品にすべく健闘中だそうです。

因みに私、珍しい奈良県のお茶を頂きました。
淡い鶯色のお茶、控えめな渋味に素朴とは違う品のいい荒らさを感じました。

次に巣鴨に行った時のお楽しみにします。

あっ、何だかやはりお年寄りの原宿巣鴨に溶け込んだ内容になりました。
この調子で巣鴨にまた心のトゲを抜きに行きます。
今日は、とても楽しい時間が持てました。

巣鴨のお茶屋さんは、冠城園。かぶらぎえんと読みます。
巣鴨に行ったら冠城園!





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