手元に無いとさびしい、大切な家宝の太刀。

何時も有るものが側に無いと、さびしい。

人の命は短いものだから、たとえ数ヶ月でも、側に無いとさびしい。

今から1000年前の太刀は、色んな日本国の大事を、所有者とともに時を重ねてきたのであろう。

所有者が亡くなって、また、次の所有者と歴史を重ねてきたのであろう。

日本国は、こんな1000年前の太刀が、存在する国だ。

歴史を重ねて、大切にされて、精神とともに、受け継がれていく。

日本刀の好きな人には、名の知れた太刀だから、それに相応しい外装をつける事にした。

しかし、無いとさびしい。

太刀の銘は、安綱。

日本刀の本に、必ず名前が最初に出てくる。

伯耆の国の刀鍛冶。

一条天皇の頃の人という。

反りが深く、美しい姿の太刀。

あとすこしまてば、牡丹の彫刻を余す所なく施した、金の兵庫鎖の拵えに入って戻ってくる。

拵えは、以前からある銀のものを安綱に合わせて金をかけて組み直しをしている最中。

今から気になる事は、私が死んだ後、誰が所有するのかな?大切に永えいと、日本国を出ずに、日本人の手に在るかな?という事。

届いたら、一日でも長生き出来るような生き方をしないといけないな。

そして、日本国が、日本国籍を有する日本人の国であり続けるために、尚一層の生き方をしなければいけないなと思うのです。

文化財を盗む余所者民族も居ます。

成敗しなければいけないな!

そんな感じでもう寝ます。



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