今日は、フルートトラベルソのお稽古がありました。

すごく長い曲。

かなりの早さで、とりあえず、吹く。

吹けた。

で、今日は、曲づくりの仕上げ。

いつも、吹く曲に、いろんな場面を勝手に想像、登場人物も、勝手に想像。

それこそ、映画監督のように筋書をします。

演奏する時に、イメージしながら吹くためです。

今回は、持参金結婚する貴族のおひめさめのマリッジブルー。

これだけでも、酷いのに、師匠の前田りり子先生は、せっかくだから、おひめさまをもっと不幸にして、ここに、叫ぶような感じ、ここは、発狂。

とても楽しい演奏になりました。

結局長い曲を、3回吹いただけですが、教えられる事が、山程で、楽譜が、大変です。

さて、発表会の曲を選らんで、楽譜を持っていったのですが、やはり、やはり、やはり。


ふーん、長調ねー。

悪くわないんだけど、なんか陽気で、能天気、軽い。

こんな曲は、普段の練習の気晴らし程度で十分じやないでしょうか?

ところで、どんな感じの曲を吹きたいですか?




アラ?やはり脚下ですね。

しかも、長調の持つおおよそのイメージをさらっと説明遊ばされて、どんな感じの曲がという事は、必然性をもって、短調しか、えらべません。


また、慇懃、高圧的、そんな短調を吹くのです~ね。

わかりまし~た。

こうなったら、9がつまでたっぷり時間があるから、すごく、ドロッとした、陰湿で、高圧的、慇懃な短調の曲を選らんで、吹きましょう。

明るい長調が、似合わないチッヒー。

このまま、ずっと、発表会の曲は、短調しか吹きません。

ええ、長調なんか、吹くもんですか!

アッ、そう言えば、フリードリヒ大王の曲、h mooll nr 174、かなりドロドロ。


う~ん、やっぱりフランス、ベルサィユ楽派の曲がいいか?

慇懃な短調の曲が、私をよぶ。

しかし、何で短調が向いているという事になったのかな?

吹く人の性格によって、演奏する曲の調や、内容を選らぶ云々と、300年ほど前の音楽書にあるが、まさにこのルールが、今でも通用する事が、有るのですね!

おそるべし、バロック音楽。

さて、明日は、楽譜を調べますよ!



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