先日のことです





深夜に

子どもの泣き声が聴こえてきて




おかげで

明け方近くまで何度も叩き起こされるという・・・(-""-;)





その子は年の頃

小学年低学年ぐらいでしょうか





なんとなく昭和テイストの香り漂う

赤系のスカートを着た女の子で





床にべったり座り込んで

手で顔を覆い

泣きじゃくっております





その泣き声が

うええええ

うえん うえん うええええええ という





まさに

寂しげに

誰かの愛を乞うような

そんな切ない泣き声でありました






理由はわかってんです





前日に

息子のスクールカウンセラー氏と話してましたので

たぶん

先生経由でしょうかねえ





息子のスクールカウンセラー氏は

いまの職に就く前は

児相(児童相談所)で働いていたそうです




そこで

数え切れないほどの問題家庭を見てきたそうです





私はよく息子の話そっちのけでw

児相の話を伺うんですが(をいをい)





とても温かな良い先生なんです

クライアントの心を一瞬にして氷解してしまうような

そんな先生なのです

きっと児相でも大変立派な仕事ぶりだったんでしょう




たぶんその先生経由なんでしょうねえ

遠い昔その子は相談者としてお会いしてたかもしれません





先生との話で

先日起きた

名古屋の自動車通り魔殺人未遂事件の話題が出て





親が子に無関心なほど罪深いことはない

力説されておりました





実はうちの長女がかなりの情報通wでして

やっぱり学年にいるんですよね

親が子に無関心なお宅が





そういう家庭の子は

おしなべて生活態度が整っておらず

だから勉強もできないし

行儀もなってないし

やんちゃな子が多いんです





うちの長女は

なぜか彼らと喋ることが多くて

それで会話の端々に出るんですよ、家の様子が





帰宅しても

母親はリビングにいるのに「お帰りなさい」とも言わない




まず目線合わせない




「ご飯よ~」なんていう呼びかけもない

お腹空いたら勝手に台所に行って

ご飯よそって、食べれそうなもの食べるんだそうです




それから

夜遅くまで外出しても

文句言わない怒らない叱らない




朝、寝坊してるのに

「学校の時間よ!」と

起こしにも来ない




何やっても無関心・無反応

まるで存在を無視してるとしか思えない態度






まずわたしにとって

↑のこと有り得ないです





だいたい子どもに「ご飯よ」なんて

言わない言えないお宅って

何なんでしょうねえ?





それから夜遅く外出なんて

まず怒叱りますわ

ガキのくせに遅くまで遊び歩くなんてアホかと





それでも外出しようものなら

椅子もってブン殴りにかかりますがw

いやいや包丁振り回してでも止めますわ





親に養ってもらってる以上

自分勝手なことは許さん!!ですよ





だいたい

親のくせして

子を恐れてどうするんですよ?




わたしにとって

子どもを躾けるのは

親の務めでもありますが

同時に

社会に出すとき皆さんに失礼のないように、

との思いも込めて育児しております





なのでですね

子に目線合わせないっつうのは何だと?

親の威厳はどうしたんだ?と思うわけなんですが





長女によると

そういう問題なお宅が数件あるそうです





で、、、、

スクールカウンセラー氏に実名教えたら(超極秘)

先生が

ああ!ッと驚かれるんです





この子(問題の生徒)、

前に何度かアポ取りしたのに

親とまったく連絡取れなかった子だ!!

しまった!早く聴いとけばよかった!

だけどもうすぐ卒業(中三)なんだよなぁ、ああ

でも何とか繋ぎ取るぞ!

お母さん、長女さんにお礼言っといてください

実はこの子、相当深刻なんですよ!






・・・・

なんだ

早く言っとけばよかった




でもほれ・・・

個人情報でもあるし

プライパシーに関わるしで

躊躇してたんですよ





でもこの間記事にも書いたけど

長女の友達とか同級生にリスカしてる子が多くてね

あまりにも酷い状況の子(手首がぐちゃぐちゃ・・・)がいて

長女はものすごく心配して

カウンセラーの先生に言って!お願いだから!!と

言われたんだっけ




その後どうなったかというと・・・





もちろん

情報元の長女の守秘義務は守られたうえで

学年主任と生活指導の先生が個別に懇談





名目は

「進学相談」という形で

内容は学校生活に何か困ったことはないか

辛いことはないか?と

勉強に差し支えることはないか?と

いろいろ尋ねたそうです




それから

彼女らの交友関係洗い出したり

いろいろと対応練ってくださったようです

深刻な数名は

本人に内緒で親に連絡が言ったそうです





それから

彼女らに何か問題が起こった風もなく

長女とじゃれ合ってるところを見ると

なんとか落ち着いてきたのかな?と

勝手に思ってます





まぁチクるのはあれだけども

リスカの場合

ほとんどが放っておいていいんだけど





長女が心配した子には

ハサミを自分のお腹に突きつけるという仕草が頻繁に見られて

会話の端々に

「わたし死ぬわ」とか「死んだら楽になれるかな?」とか

そんな切迫した状況を思い起こさせるものが多くてですね





お節介だと重々承知のうえで

カウンセラー氏にお願いしてきました

(をい、息子はどうなった???)




まぁわたしの子も

見知らぬ方のご厚意やお叱り、

お節介焼きで

支えられて育ってきたんでしょう

わたしもできることはしたいと思います





なぜなら

わたしも虐待児童でして

子ども時代は先生方や

見知らぬ大人の善意に救けられたこともあったんですよ





余計なことだとはわかりますが

切迫した状況下にある無力な子どもにとって

このお節介が死ぬほど有り難いんですよ






それは私自身が一番よくわかってますから











さて話を戻して・・・






深夜泣きじゃくってた女の子は

その後無事保護されまして

どっか遠い世界へ旅立っていきました





この子も見知らぬ親切な誰かさん(大人)に保護されたようです

ありがたや ありがたや





人の世は

救けて助けられてですねえ

死後の世界も然りでしょうね







でわでわ

良い休日を (フ・ω・)フ♪