自室にいた。
何か思い出して
階下に行く。
階段を駆け下りる。
しかしそこは自宅じゃなかった。
正確には自宅という認識はあるのだが
自宅じゃない雰囲気だった。
まるで自宅が
一階の部屋が
大御殿の様相成してるではないか。
まるでどこかのハウジング・プラザのショールームに迷い込んだよう。
それもセレブ御殿専用のショールームみたいに豪華で綺麗。
おまけに部屋数が全然違う。
何室あるんだろうか?数え切れないぐらいだ。
二間続きの・・・全部で20畳ぐらいあるんじゃないかという豪華な和室に
超キレイ、ピッカピカのキッチン
ハリウッド映画に出てくるような素敵なリビング・ルーム
挙げたらきりがない。
なぜ自宅の一階がこんな風に変わってしまったのか?
おまけに人・・・人が多すぎる。
いくら御殿の中だからって
二百から三百人は行きすぎじゃないのか?
それぐらい人が行き交っているのだ。
自宅がいきなり大御殿になり
部屋数めちゃくちゃ増えてるし
大勢の見知らぬ人間が行き交ってて
頭の中はパニックに。
なんでこんなになったんだ?
そして気がついた。
大きな扉があることに。
それも大きな、両開き風の堅牢なドアが二つもある!
このドアから入り込んだな?
そう思って、ドアをよく見たら鍵がかかってない。
そうか、コイツらこのドアから入り込んでるな?
慌てて、
ドアに鍵をかけた。
堅牢な、まるで城門にあるような大きなドアに鍵をかける。
これでいい、もう大丈夫だ。
そのうちコイツら消えるだろうな。
そう思ったら一安心してきた。
しばらくしたら急に何かを思い出し、二階へ駆け上がる。
二階に上がったら、おかしなことにここも自宅じゃなかった。
いや、自宅なんだが明らかに雰囲気が全然違うんだ。
まるで他所のお宅に上がってるみたいな奇妙な雰囲気だ。
おかしい。
さっきは一階が変な大御殿になっていて
今度は二階がまるでヨーロッパか、どこかのお宅に紛れ込んだような感じだ。
その二階にはどう見ても自宅の窓なのに
いつもかかってる普通のカーテンじゃなく
可愛らしいカフェ・カーテンがかかっている。
ここはどこだ?
ここは自分の家のはずなのに
まるで全然違う家に紛れ込んだみたいだ。
悩んでたら、見知らぬ誰かに話しかけられる。
たぶん女性だと思う。
(ここら辺はなぜか目覚めたら一部を除いて忘れてしまった)
その女性に#$%$#&%$?
何事か言われる。
そうだ、自分の家に戻らなきゃ!
急にそう思い出した。
%&%$#&
女性が笑顔で何か言ってる。
そうだ、そうだ。
自分の家に戻らなきゃ。
わたしの世界に戻らなければ。
彼女に手を振って
急いで自分の世界に戻っていった。
【夢見の感想】
なんちゅう疲れる夢を見たんだろうか・・・
目覚めた後の虚脱感、疲労感半端なし!
全身疲労で小一時間、まともに動けなかった。
喉がカラカラで早く水を飲みたいのに
体が酷く衰弱してて、起き上がれない。
体勢変えるだけでもしんどい。
たぶん異空間に紛れ込んでしまったんだろうな。
だからこんなに疲労感凄まじいんだろう。
なぜかこの世界はいつもドアが出てくるんだ。
それも異様な迫力を持つ巨大で堅牢なドア。
たぶんエアポケットみたいなもんなんだろう。
ドアを無駄に開けないでよかった。
開けたらタダじゃ済まないだろ。
虚脱感・全身疲労もこの程度じゃ済まないわ。
うちの階段はどうもどこかに繋がってるらしい。
この階段、いつか専門の人に視てもらいたいね。
まぁいつの日にかね・・・