会社でも結構いるのは、不平不満の多い人です。
別にこれ自体は誰でもやってるということも言えますが、こういう人達は元々、その考え方に問題があったりします。
大抵の普通の人の場合は、別に不平不満が多少はあろうが、そこまでそのことにこだわったりはしません。せいぜい酒の席で憂さ晴らしに喋るか酒の肴にする程度です。
しかし不平不満が強烈な人の場合には、逆に普段の時でもそれにばかりとらわれていて、人の足を引っ張ろうとして来ますからそういうところが非常に問題になります。
普通で考えればそれだけ会社に対して、不平不満や欲求不満があるのであれば、辞めてしまえばいいと思うのですが、意に反してなかなかそういう人は辞めようとはしません。というか、実際にはやめられないわけですから、不平不満や愚痴を漏らしているわけです。
こういう人は本人の問題であって周囲は関係ないと言えばそうですが、仕事に関して言うと、その人がいるために職場の雰囲気が非常に悪化してしまったり、また、そういう愚痴を言うことで、仕事自体がやりにくくなったり、会社自体の評価が下がってしまう可能性もありますから、会社としてはあまり見過ごしておけないというタイプでもあります。
また誰かに愚痴を言う人は、愚痴を言い合える仲間を作ろうとしますが、たとえ愚痴を言いあったところで、何も進歩することはありません。
またこういう愚痴を言う人というのは、だいたい愚痴を聞いてもらえるということが当然であって、愚痴を聞かされる方がどれだけそれに時間を割いているかとか、迷惑が掛かっていると言ったことは、全く眼中になかったりします。
つまり人のことを考えられない人です。またそういう人だからこそ悩みや不平不満が多いと言うことも言えるのではないでしょうか。
ひどい人であれば、相手の都合もお構いなしに電話してきたり、自宅に押しかけて来たりします。しかし人それぞれ都合があってなかなかその人のためだけに時間を割くということは、難しいのですが、そういうことも全く眼中にはないでしょう。
こういう愚痴を言う人の場合、また対処というのも難しいのですが、イライラせずに話を聞いてやれるのであれば、適当に話を聴き流して相槌を打つだけでも良いのではないでしょうか。
そして本来であればこういう人はカウンセリングに行くべきであって、そこで心理カウンセラーに話を聞いてもらうのが一番良い方法です。
専門家でもない人がそういうことを聞いてアドバイスをしてあげられるわけでもありませんから、その人が自分にとって大切な人でないのであれば、冷たいようですが、適当に流しておくと言うこともよいでしょう。
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