ネタ封印するつもりだったけど
これは一応書いておこうかな。
これは私の話。
たまに親戚から電話がかかってくる。
その親戚はまあ、アホばかり親戚の中では結構話せる人間だな。
さてその親戚、
最近ストレス溜まってるせいか
話の内容がむちゃくちゃネガティブなんだな。
愚痴、悪口のオンパレードで
私ならこうするのに!と、
いかに自分が優れてて相手は無神経なのか
怒り心頭ながら愚痴ってくるんだ。
聴いてて気が滅入るほど。
まぁ相当キテイルし、
少しぐらい聴いててあげなきゃいけないと
善意の心?で聴いてあげてるんだけど
まぁ言うわ言うわ、愚痴悪口批判オンパレード。
ま、そんなことは置いといて。
親戚の話聴いてると、
そのうち違和感がしてくるようになった。
親戚のネガティブ会話のほかに
何か混じってるぞよ、と。
何か変な音か?
何だこの奇妙な感じは。
親戚の話、半分程度聞き流しながら
ソチラの方に集中してみる。
何か聴こえる
何か何か感じてくる・・・
感覚を研ぎ澄ませてみると
ネチャネチャ
ネチャネチャ
ベチャベチャ
ベチャベチャ
舌を舐めまわしてるような音が聴こえる。
気持ち悪いな。
ゾっと背中が寒くなったが
とりあえず親戚の話を聴いて
そしてその日は終わった。
その後も幾度なく親戚からの愚痴悪口ネガティブな電話が来たが
3回に一回はスルーしてw
とりあえず距離を置くことにした。
それから何度も親戚の電話は来て
相変わらず怪音はダブって聞こえ
また気分悪くなるのであった。
あとでよく考えてみたが
あの怪音は心霊現象とかそういう類のものではなく
親戚の心の闇を現したもの、
それが「音」になって聴こえてきたのではないかと
そう解釈している。
親戚はたぶん鬱屈した思いがたくさんあったんだろう。
私との会話でその部分は一切出さなかったが、
闇の声は存外正直なのであった。
ねちゃねちゃという怪音・異音・・・
実は電話相談の占い師にも聴こえたことがある。
一時期わたしは人生のどん底にいた。
たぶん事情を全く知らない人間に話を聴いてもらいたかったんだと思う。
高額なカウンセリング料金とわかっていたけど
どうしても聴いてもらいたい気持ちがマックスになって、
電話占い師に相談した。
わりかし面倒な手続きをして
ようやく電話占い師に相談となったのだが
私が選んだ占い師氏・・・たぶん中年女性なのだが
この女性に相談してる傍ら、やっぱりこの怪音・・・
ベチャベチャ、ネチャネチャという音が聞こえてきて
それが占い師氏の声とダブって聴こえてくるからもう・・・涙目(TωT)
何のために相談してるんだ!
泣き言いいたくなる気持ちを抑えつつ
当初の誰か聴いて!という気持ちははるか彼方へ吹っ飛び
早くこのオバサン占い師から逃げたい、そのことばかり考えていたことがある。
あの占い師氏も相当・・・
鬱屈した思い抱えていたんだろうなぁと
苦笑したことだった。
この仕事は大変だもんな。
お疲れさんです。
人間って、
みんな何かしら鬱屈した思いを抱えて生きているものなんだろう。
しかしこんな怪音を聴いてしまう自分もなかなか・・・
相変わらずアホだなぁと笑ったことだった。