大変な目標だ
だからこそ、チャレンジするんだ
本田宗一郎
ニュースで新型アシモのお披露目を見た。
アシモの開発は、ホンダの創業者本田宗一郎氏が「鉄腕アトムを作るぞ!」の一声でスタートしたとか。開発すること何十年、大勢の技術者たちが未来のアトムを夢見て製作してきた。
ジュースを注げる、人の声を見極める、障害物を避ける、片足でケンケンできるなど等、より人間らしくなったアシモ。将来は医療・介護現場で、原子力発電所のような人間の入れない危険箇所で作業できることを目標としている。
もはやアシモは愛らしいロボットだけではなくなった。
人工知能も格段にレベルアップした。
彼は人間の命令なしに、自分で考え、自分で行動できる。
能力のバリエーションが広がったのだ。
あと数十年したら、H2ロケットに乗ったアシモが宇宙へ飛び立つ日が来るのかもしれない。もしかしたら、あと数百年したら月で働くアシモが見られるかもしれない。
そんな未来に思いを馳せてみるのは何と楽しいことだろう。
手塚治虫氏が我々日本人に残した業績は計り知れないほど大きい。
私たちは彼から、未来の夢を魅せてもらった。
そしてそれを実現化してくれたのは、本田宗一郎氏をはじめ、ホンダ技研の技術者たちだ。
「夢は見るものではなく、叶えるもの」
そう教えてくれた両氏とホンダ技研の皆さん達に
心から夢をありがとうと言いたい。