妄想の類だと

いつものようにスルー推奨。

未来の自分のために書付。




後世の人々は彼らのことをムーというが、

彼ら自身は自分たちのことをμ(ミュー)と呼ぶ。


言語を必要としない民族で

イルカのような特殊な脳構造と独特の信号を持ち

テレパシーで会話する。


そんな文明がどうして一夜で消えたかというと

大津波が何度も大陸を襲い、

それで消えてなくなったらしい。



ただμの神官たちがいうには

「閉じただけ」と言っている。



主要部分をみんな閉じて

必要ないものは海に棄てた(消えた)、らしい。



これは自分が上空(白い世界=あの世とこの世の境目)にて、見聞きした話。



何を閉じたのか。

なぜ閉じたのか。

「彼ら」はどこに消えたのか、それは知らない。



ただシステム上、

そうした(=消えたということ)らしいんだとか。



本当にどうでもいいことだけど

どうしてそんなクダラナイ昔話を思い出すかというと

東日本大震災のあの大津波を見て、ちょっと思い出したんだよ。



ああ、あんな風だったよな、と。

でも津波はもっとずっと高かったけどね。





静かな一日だった。

それは夜にやってきたようだ。



わたしはその時、小さな少女で、一人自宅で家族を待っていた。

明日、家に帰ってくる家族を楽しみに床についた。(その家族は海にいた)



深夜、大きな津波が鉄壁となり

大陸(私の場合、島住まいだった)に向かっていくシーンが、突然夢に現れる。

海にいる家族がわたしに何かを叫ぶ。

その叫び声で私は夢から覚める。



不安な気持ちにいてもたってもいられず。

おもわず外に飛び出る。

なぜか、近所のみんなが真っ暗な外に出ている。



何かが来る、

何かが襲ってくる

ワタシタチハ シンデシマウ!


なにものかの音に気配に

私たちは恐怖に脅え、立ち竦む。



そこで大きな叫びが脳内に響き渡る。



そこから

突然白い世界に浮いてる自分。



わたしは白い世界に浮いている。

いつからそこに浮いてるのかわからない。



そこで誰かの話し声が聞こえてきた。



下で誰かが話し合ってる。

黒髪の長髪男性・・・青い、変わった紋様の長いローブを着ている人と

数名の男性たち。


身分の高い神官と、見たこともないような高貴な人たち。

その人たちが何やら話し合っている。


そこで

↑の「我々は道を閉じた~・・・」という内容の会話をこぼれ聞いた。



そのときの自分はたいして悲しくもなく

辛くもなく、落胆もなく。

ただそういうこともあるんだと、落ち着いた気分でその会話を聞いていた。



何かが終わり

自分たちの命は突然終わってしまった、という事実を

静かに受け容れていた。



ただあの大きな鉄壁のような大津波は

今でもはっきりと記憶に刻まれている。

その時の恐ろしい思いも。



話が変わり。



数年前、前世セラピストの方にお話伺う機会があって、

なぜか話題がムーの方にいき、

そこでセラピストさんが

「前世がムーの人たちって、皆さん強烈な大津波の記憶をお持ちちなようでね・・・」という話をしてくれた。


いろいろ具体的な事例を教えていただき。

聞いてるだけでなんとも気が滅入ってしまった。

「ああ、そうですよねえ。あんな大津波、死んでも忘れられませんよね。」

たしかそんな会話を交わしたような。


強烈なシーンがあると、そこで記憶がインプットされてしまうのか

生まれ変わっても、そのトラウマとなる記憶(出来事)が引き継がれてしまう。

なんとも悲しいこと。



それは、ともかく。

自然の猛威というものを見せられると

はたしてソレが本当に神の御意志なのか、どうなのか。

疑ってしまう自分が、どこかにいる。



そういうのは前世のトラウマというべきか。

これも過去から引き継がれたのか。



そういう今の自分は大震災以来、

自然の猛威なんかに負けてたまるか!と、

異常に元気なのでした。



これは生来の負けん気からなのか?

過去からのリベンジなのか?

それともただのナチュラル・ハイですかね。

どうなんでしょうねえ・・・・




それにしても・・・・

μの神官さんたちよ。

いま貴方たちに聞いてみたいよ。



「この現状」を、あなたたちはどんな想いで見ているのか?と。