東日本大震災 津波からの避難を呼びかけ続けた宮城・南三陸町の女性職員、遺体で発見
間近に迫る津波を前に、最後まで町の人に避難を呼びかけていた宮城・南三陸町の女性職員が、遺体となって見つかった。
多くの住民の姿を救った1人の女性。
防災無線で町の人に避難を呼びかけ続けた宮城・南三陸町の職員・遠藤未希さん(24)が、2日までに死亡が確認された。
南三陸町の防災対策庁舎は、現在も建物は大きく壊れ、屋上には海から流れてきた「浮き」が、引っかかったままの状態となっている。
庁舎2階にあったという放送室で、遠藤さんは、迫り来る大津波を前に、最後まで冷静な声で呼びかけを続けた。
2010年夏に結婚したばかりの遠藤さん。
同僚職員は「今時の若い人には珍しいくらい、丁寧でまじめな印象ですね。彼女の放送で、大勢の方の命が助かっていると思いますので、『ありがとう、お疲れさま』と(言いたい)」と話した。
FNNニュース
「娘を褒めてやりたいです」
ご両親が
むせび泣きながら
仰っていたのが
印象的でした。
NHKのメイン・キャスターは
「未希さんは大きなお仕事をされ、
旅立たれていきました」と、コメント。
わたしも誇りに思います。
日本にもこういう方がいるんだと
胸が熱くなりました。
未希さんのように
自分の危険を顧みず
人を一人でも多く助けようと
危険な場所に果敢に入っていき
人々を誘導していたという
地元の消防団の皆さん、役場職員の皆さん、警察官の皆さんがおり
そのほとんどの方々が命を落とされたと聞きました。
慎んでご冥福をお祈りします。
ほんとうに、ほんとうにありがとうございました。
安らかにお眠りください。