久しぶりに虹色の夢を見た。


入り口の手前、細工屋さんでお兄さんからブレスを作ってもらう。

「帰るときに返却してください」

キラキラ光る虹色ブレス。

イケメンの店員さんに気をよくした私は(笑)そのままズンズン進んでいく。


なにか宗教的な建物に入っていく。

光輝くように美しいお堂(ここら辺、目が覚めたらすっかり忘れた)の前で私は祈る。


祈り終わって、後ろを振り返ったら、人・人・人・・・溢れんばかりの人。

さっきまで人の数はまばらだったのに。

人混みを掻き分けて、お堂を出ようとした。


しかしお堂の縁側(?)で寛ぐ人たち、

お堂から見える日本庭園を眺め楽しむ人たちがとても多く

なかなか外に出ることができない。


おまけに私はどこで自分の靴を置いてきたか忘れてしまった。

靴はどこに置いた?

人混みの中、靴を求め歩く。

ようやく一足だけ見つかった。

あとの一足が見つからない。


このままここで居ることになるのか?と思って、仕方ないと割り切った時

私の前にふくよかな女の子が現れた。


どこかで見たことがあるような・・・・

ふくよかな女の子が言う。

「私を覚えてる?」


ん???

どこかでお会いしたことありました???

「高校の同級生よ!わたし、トモちゃんよっ!覚えてる?」


あ~~~~

彼女は高校時代、すごく仲の良かった友達だった。

わたしの恩人みたいな子だ。


覚えてるよ~元気にしてたっ!!

お互い抱き合う。

いつまでもいつまでも抱擁していた。


熱い抱擁が終わったら、いきなり友人が言い出した。

「櫂ちゃん、靴ないでしょう?私が一緒になって探してあげるね!」


友人と一緒に人を掻き分け、お堂付近を歩き回り、ようやく片一方の靴が見つかる。

喜んで靴をはく私。

友人が、「それじゃあ、元気でね。またね」

お互い涙ぐむ。


バイバイ

手を振り、いつまでも後ろを振り返りながら歩く。

そのうち友人の姿は見えなくなっていた。


道を歩いて気がついた。

行きの道と雰囲気が違うな・・・


しばらくすると、あの細工屋に着いた。

店のお兄さんはいなく、客も誰もいない。

私はブレスを置いて、店を出た。


しばらく歩くと大きな避暑地に出てきた。

森があり、川があり、大自然の美しい世界に辿り着いた。


濃密な空気を思う存分吸い込む。

なんて良い気分なんだろう。

満ち足りた気分になる。


気を満喫して、しばらく森の中を歩いてたら

バンガローが見えてきた。

ここで休憩をしようと思いたった私はバンガローに入った。

部屋でお茶を飲んで寛いでたら、なんだか外が騒がしい。


なんだ?

窓から外を見てると、見たこともない人間たちが騒がしく森の中を歩き回っている。

おまけに森の川にまで入って遊んでるではないか・・・


腹が立ち、注意を兼ねて、彼らに忠告しに行く。

「ここは何の土地だと思ってる!騒ぐんじゃない!静かに!さっさとここから出て行きなさいっ!」


しかし彼らは中々出て行こうとしない。


困ったので、森林の管理人に連絡する。

しばらくして管理人たちが来た。

しかし驚いたことに管理人と一緒に警察も軍人も来た事だ。


どうしてこんな大事に?

不思議に思っていたら、彼らは言う。

「今から鉄錠をかけます。ご確認をお願いします!」


はい?

確認を???


見ればゴツくて重そうな鉄錠だ。

しかも一個一個が大きい。

その鉄錠は何個もあり、最後の鉄錠はわたしがかけなくてはいけないらしい。



彼らが森林に入ってる人間たちを締め出し

最後ようやく森林の門に鉄錠をかけることにした。


重い鉄錠を必死に持って、動かす。

しかし重過ぎて、なかなかうまくかけられない。

何度もやって、ようやく鉄錠がかけられた。



「ようやく終わった~」と、力尽きて倒れこんだ時、夢から覚めた。
















相変わらずの夢じゃ・・・