昨夜9時過ぎ。

旦那が言った・・・


「今日はTUTAYA(DVD)の返却日だわっ!!返しにいかんと!!」



鼻息荒くするアホ旦那を前に

嫌な予感がした。。。。



嫌な予感というか、

なんだか胸騒ぎがする。



それもすごく強い胸騒ぎが・・・・ドクロ



今朝妙な夢見たばかりだし、

胸騒ぎ強いし・・・

なんだか嫌な予感がする。


「おい、もう少し時間置いてから行きなよ・・・」



それでも旦那がゴネるので、おもいっきしドスの利いた声で諭す。

「おい、もう少し待てや・・・・人の言葉わからんの?」むかっ ドクロ北斗晶




渋々待ち続ける旦那。

10時すぎて、旦那がキレた。

「俺は行くぞ!」



一時間半も待たせたんだから、さすがに悪いと思い、許すことにした。

しかし条件付きで。

私も一緒についていきましたw



もうすぐ店のある大道路に着くな~と思った瞬間、

いきなり悪寒と頭に激痛が走る。



痛いっ!!メラメラ


助手席で喚いてたら、

運転していた旦那がいきなり急停車した。


ちょっとっ!!メラメラ


旦那が無言。

というか、顔が・・・・固まっとる。



なに?

なにが起きた?

周囲を見渡せば、あった・・・・

なに・・・この黒い塊はっ・・・



それは

それは

それは



道路の真ん中で倒れてる人だった




叫びゲッ!!!叫び

夫婦ともフリーズ・・・・



これは

これは

もしかして

交通事故というものかっ!!叫び



見渡せば、夜の10時半の寂れた駅前には

酔っぱらいの親父がチラホラ。

みんな遠巻きに被害者を見ている。


「だっ誰かっ!!救急車をっ!!介抱せんとっ!!」

車から急いで降りて、被害者の方へ走っていった。


通行人の親父さんが

「いま電話させたで~もうすぐ救急車来るわ~」と言う。


被害者は酒臭いおっちゃんで。

幸い全身血塗れというわけでもなく

頭部は大丈夫そう。

顔に血と傷が多く、気絶している。


「おっちゃ~っん!!いま救急車呼んだからな~しっかりしぃ~!!」

わしは被害者のおっちゃんに大きな声で話しかける。


そこでようやく分かるんだけど・・・

目の前に黒い影がいることに気がつく。。。。


「あの・・・・」

黒い影がゆっくり動いた。


ゲッ!!

目の前に顔面蒼白の兄ちゃんが。。。


黒い影の正体は

兄ちゃんだったんかい・・・叫び


「ぼ・・・ぼ・・・・ぼく・・・は・・・・あ・・・の・・・・」


「あんたが轢いたのかっ!!」


「そ・・・・そ・・・そ・・・・」



何度も頷く。

どうもショックでパニックになっている。

呂律が回らんらしい。


兄ちゃんは片手に携帯持ってるんだけど

いきなりわたしに携帯押し付けてきた。

「ぼ・・・ぼ・・・も・・・わ・・・・か・・・ん・・・な・・・い・・・・」



急いで携帯変わると

「ちょっとーーーー聞いてますっ!!しっかりしてくださいねっ!!

 現場はどこですかっ!!外傷はどうですかっ!!メラメラ

救急隊員さんの雄叫びが。。。。



はひ・・・

が・・・外相?・・・・外相・・・・前田・・・・???かたつむり



「奥さんっ!!被害者の傷ですよっ!!どこからか血が出てますかっ!!」メラメラ



ここでようやく理解できた。

というか、わたしも生の事故現場見てガチガチになってたみたいです。



その後、事故現場の住所と被害者の具合と、何やかんや説明しました。

もちろん?兄ちゃんは固まったまんまです。



救急車と警察が来るまで、

旦那は通行人の親父さんたちと一緒に道路に出て交通整理。(トラックが多いんです)

わたしは兄ちゃんを宥め落ち着かせておりました。



ちなみに兄ちゃんはショックのあまり意識低迷状態なようで、何がなんだか分からない様子。

轢かれたおっちゃんも顔から血が出ていて、気の毒で心配だし。

ずっとその現場におりました。



その後、10分くらいしてようやく救急車と警察が到着。

現場は騒然になり・・・

「兄ちゃん、しっかりするんだでっ!!」

喝を入れ、警察の方にお願いしてきました。





結局、帰宅したのが12時過ぎ。

すっげ~疲れた夜でした。

おまけに頭痛も・・・マックスに・・・




あの胸騒ぎは何だろう~と思ったんですが。

もしかして時間が狂えば、私たちが事故ってたかもしれないわけで・・・

そう思うと、すんごい怖かった夜でしたわ。







どうか、おっちゃんが無事でありますように



兄ちゃんが自分取り戻せますように



祈らずにいられません。