お盆、義実家の墓参りに行こうとしたのだけど。

主人の仕事の関係で、お墓参り行けず・・・残念だった。



義母には最後の最後までお世話になり、

なんの親孝行もせず、早く亡くしてしまった。

義母の死後、数年経つがそれだけが心残りでならない。




八月十五日、明け方夢を見た。



庭を歩くわたし。

緑豊かな庭をどこまでも歩き続ける。


そこへ紫の、少し白っぽい蝶々が現れた。

わたしの前をふわふわと優雅に舞う。


わたしは嬉しくて、懐かしくて。

この蝶々と一緒に、しばらく楽しい一時を過ごした。





目が覚めて、

この夢の蝶々は亡くなった義母に違いないと思った。



主人に義母は紫色が好きだったのか?と聞くと

「紫より、もう少し白っぽい、藤色のような色合いが好きだったよ。」という。



それを聞き。。。

きっと優しい義母のこと。

気遣って現れてくれたに違いない、と感じた。

そして孫(息子)の誕生日でお祝いに来てくれたんだろう。

そして主人のことも。

心配して覗きに来たに違いない。





義母の言葉を今でも時折思い出す。


「後ろを振り返るな、後ろを振り返ったらダメだよ。kaiちゃん・・・・」