ここ数年、同じテーマを繰り返している。

「裁かないこと」


相手を裁かないこと。

自分を裁かないこと。

とても難しい。



裁かないと強く戒めてるのに。

人の陰から裁く部分を見つめている私がいる。


他人は自分の鏡だから、

わたしは他人の中に自分の闇を見てるんだろう。


ああ、まだ裁き足りないのか?と、

自問自答する。


裁きたいのは、自我が強いから。

「自分は正しい」と思い込んでるから、相手を裁きたいのだ。


あいかわらず視野も狭く、許容量も小さい、愚かな自分だ。

またそれを言い訳にするんだ。

愚かだから、弱いからいいじゃない~と、開き直る自分が。





それじゃ、物事は進まないのだよ。

この数年がそれを証明してるじゃないか。









自分を裁くということは、人を傷つけるのと同じ行為。

自分の家族、親しい友人達をも傷つける行為だ。


「みんな自分のせい」と思い込みながら、

実は心のどこかで他人のせいにしてないか?


自分を傷つけることで、他人に、周りに復讐してるんじゃないかと。

思うことが多々ある。


自分のせい???

いや、そうだよ、その通りなんだよ。

選択を間違えてるだけなんだよ。

その事実に気がつけよ。

他人のせいにするなよ、と思う。


自分を裁いてるつもりで、他人を裁いてるんだよな。

そして上から目線で相手を否定するのだ。

あいかわらず性根の腐った奴だと、自分に腹を立てる。

しかし、腹を立てても先へ進めないのよ。

自我を捨てないとね。

闇に向き合わないとね。

いいかげんにしないと。

先へ進めないんだよ。




そしてまた粛々と自戒しながら、自分の闇と付き合うつもり。

闇の向こうにあるかもしれない、光を信じてね。