4/28に13頭の幼虫を採取し、その内8頭を自分で詰めた北斗さんのカワラブロック(Fzero添加剤30g)、5頭を大夢のプリンカップに投入していました。管理温度は21℃で20日程経過した訳ですが、成長の経過は北斗さんの方では順調に2齢幼虫に成長していましたが、大夢プリンカップの方では全頭が1齢幼虫でした。それどころか全く成長している様子が見受けられません。

 北斗さんはブナオガ、大夢はクヌギオガだったのでオガの樹種の違いによる差なのでしょうか?

気になるところです。

 

 それとは別に組んでいた産卵セットをひっくり返しました。なんと卵が11個採れました。やったぜ!

ミズゴケの上に深山農園のレイシブロックを置いただけの簡単なセットでした。本来はブロックを置いただけだと菌の力が強すぎて卵が巻かれるなどのトラブルが起こると思うのですが、この時はレイシブロックがある程度劣化していたこともあり、この方法をとりました。

 産卵セットを定期的に覗いていたのですがメスがレイシブロックに穿孔している様子が全く見られませんでした。そして5/17の朝、ブロック表面に青カビが発生していたので諦めてブロックを捨てようとしたところ・・・

 

なんと床材のミズゴケとレイシブロックの隙間に11個の卵を発見しました。

これには驚きました。レイシブロックの下の隙間に入り込んでいただけですが、メスからすると穿孔していたつもりだったのでしょう。今回はミズゴケに産卵していた訳ですが、これはタランドゥスのメスが臭いと柔らかい材質を頼りに産卵場所を決めている証拠ではないでしょうか?

 

今後タランドゥスで試したい事としては①クヌギ、ブナでの成長の差②カワラ菌糸のゴム化させない方法たかですかね。

他に気になる事、検証して欲しいことがあれば御連絡下さい。可能ならばどんどん検証していきます!