足が速くなりたい 

君は今こう考えている。もっと速く走りたい。次の大会で勝ちたい。あいつには負けたくない。どうやったら早く走れるんだ。

簡単だ走りというものを理解すればいいんだ。君の走りを一個一個分解してもっと速くなるために組み立てなおしていこう。

君は前に進みたいと思ったときどうする?

歩く。走る。ほかに? 僕たち人間には前に進む方法は歩くか走るしかないんだ。それなら走りを考える前にもっと簡単なあるくを考えてみよう。

 

歩きの分解 

まずは君がいつもどうやって歩いているか考えてみよう。まず君の右足を上げて前におろしてそして左足を...いやもっと簡単に。

まず君の身体が前に傾いて倒れかける、転びたくない君はどっちかの足を出して体を支える。以上。

"歩く"ってたったこれだけなんだ。難しく考える必要はない。嘘だと思う?ちょっと立ち上がって試してみればいい。両足をそろえて立って少しずつ体を傾けていく、転びそうになる前にスッと君の好きな足を出すとあら不思議、君はさっきより一歩前進している。これを繰り返すだけなんだ。次はこれを走りにも応用してみよう。

走りの分解と組み立て 

走りも歩きと同じように分解してみよう。さっきと同じように君の身体を傾けていく、転びそうになる前に足を出す。傾け続けているとスピードが出てくる、もっと傾けてみよう、どんどん君のスピードが上がっていくそれが走りだ。

君の走りに必要なのは2つだけ君の身体を傾ける重力とそれに耐える君の足だけ。君は身体を前にけりだす必要なんてない。君がどれだけ重力に耐えられるかだけが君の速さを決めるんだ。どう?いくらでも速く走れる気がしてきただろう。

 

さいご 

速く走るのに難しいことなんてそんなにないんだ。でもこの話を聞いて突然速くなるなんてことはないよ。君に必要なのはこの走り方を練習することなんだ。大丈夫、仕組みさえわかればすぐにできるようになる。