『パンズ・ラビリンス』(原題:El laberinto del fauno) | リンガルスを放し飼い

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ネタバレなしの毒吐き映画レビュー

2006年(日本公開は、2007年)のメキシコ・スペイン・アメリカの合作映画。

監督は、ギレルモ・デル・トロ。

主演は、イバナ・バケロ。

 

Amazon限定『アリータ:バトル・エンジェル』のBlu-rayについていた特典Blu-ray「ジェームズ・キャメロンとロバート・ロドリゲスの対談」で、ギレルモ・デル・トロについて語られていたので、ギレルモ・デル・トロ作品を紹介したくなった。

まあ、『アリータ:バトル・エンジェル』は、ギレルモ・デル・トロがジェームズ・キャメロンに原作『銃夢』を薦めたことにより映画化されたことは有名な話。

 

さて、この作品も胸糞映画って言われてるけど、そんなに胸糞かな…?

まあ、『パシフィック・リム』のイメージでこれを観ると、結構胸糞映画になるのかもしれないけど、

 

ギレルモ・デル・トロ監督って『パシフィック・リム』のイメージが強いけど、ダーク・ファンタジー結構好きだからな!!

 

『クリムゾン・ピーク』みたいなゴシック・ホラーも撮るし、『シェイプ・オブ・ウォーター』なんていい例だ。

あと、この作品はクリーチャー・デザインが気持ち悪いという人が多いようだが、それも“ギレルモ・デル・トロらしさ”だと思っている。

で、この作品なんだけど…。

 

俺、これ結構好き。

ネタバレしないように書くのが難しいけど、最後は色々な捉え方があるよね。

こういう結末が嫌いな人がいるのは十分理解できるけど、好きな人も結構いる。

俺は、胸糞映画もいっぱい観るから、こういう作品はいくらでも来いって感じ。

最後は、何よりも

 

美しい!!

 

って、感じてしまう。

不快に思うか、美的に思うかは線引きの難しいところ。

人それぞれだと思う。

 

ただ、一つ残念なところ。

 

エンドロールが黒バックに白文字が流れるやつだった!!

 

俺の嫌いなやつ(笑)

まあ、でもあのラストからこの流れは仕方ないのかな。

コメディ映画とかなら、エンドロールで笑わせに来ないと駄目だけどね。

 

点数は…。

難しいところだけど、4.1点。

端数が0.1って初めてだな(笑)

 

ちなみに、ギレルモ・デル・トロ監督が、『パシフィック・リム』を撮ったのは、ジェームズ・キャメロンに『機動警察パトレイバー』を薦められたかららしい。

 

お前ら、仲いいな!!(笑)