日出処の天子 | かいぞうのブログ

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音楽の話とか、
歴史の話とか、
○●の話とか、
きまぐれに書いていこうかと

ある春の日、14才の蘇我毛人(蝦夷:えみし)は、
天女と見まごう美しい女童に偶然出会い、ほのかな恋心を抱く。
それは 実は 10才になる厩戸皇子(聖徳太子)であった。 …
 

天子

 
日本古代史の中で、
一般的に 卑弥呼 と並んで 最も有名な人物の1人、聖徳太子。

古代史ファンを自負するわしも
非常に謎の多い彼については むっちゃ興味をそそられます。

ピグ友のクリアブレンドさんが紹介してくれた この漫画は、
1980年から1984年に、『LaLa』(白泉社)に連載され、
1983年度、第7回講談社漫画賞少女部門を受賞した 山岸涼子先生の代表作。

このたび、
メディアファクトリー社より完全版コミックス全7巻が発行されたので
さっそくに大人買いしました(笑) むっちゃ面白いデス(*^^*)


内容は、

厩戸王子(聖徳太子)と蘇我毛人(蘇我蝦夷)を中心に、
主人公である厩戸王子が少年時代を経て、摂政になるまでを描く。
聖と俗、男と女という矛盾を抱える厩戸王子の圧倒的な存在感に加え、
厩戸王子を天才・超能力者・同性愛者として描く斬新さが特徴。
厩戸王子には超能力を持っているとでもしなければ
説明できないような逸話が『聖徳太子伝暦』などに残っており、
これはこうした伝承・伝説を積極的に採用したものである。
                            〔Wikipedia より引用〕


漫画の中の太子像は、
完全に 山岸先生によるフィクションなんだけど、
これ いったん読んでしまうと 太子のイメージが強力過ぎて
太子関連の本が読めなくなってしまいそうで …怖い (笑)

夏目房之介氏曰く
人類と腐女子の歴史に燦然と輝く傑作である」 らしい (*μ_μ) ポッ

 

太子2