時代は「売る時代」ではなくなった | 櫂(kai)の知ること綴り帳

櫂(kai)の知ること綴り帳

私がやっている事業や趣味について綴っています。
事業は主に広告代理店、ライブ配信代理店、芸能案件キャスティング、映像・動画制作、音楽制作プロデュース、コミュニティサイト運営、グッズ制作販売、PRコンサルティングです。

こんばんは。櫂(kai)です。

 

いつもブログネタをスマホのメモ機能に書き留めているのですが

日を追うごとにテーマが増えていくばかり。

始めた頃は「そんなに書けんのか!?」なんて思っていましたが

有難いことに皆さんにお伝えしたい、書きたいことが山ほどありすぎて

むしろ書くのが追っついていない状況です。

 

1か月以上毎日更新を続けて感じていることは

継続することによって起こる「無意識の行動」が増えたということ。

 

最初の頃はネタを考えるにも思い起こすにも時間がかかってしまい

いざパソコンの前に座っても何も浮かんでこない、頭が真っ白、なんてことがしばしば。

ただ今は日常の中で、自然といろいろなことを思い起こすタイミングできていて

「継続」と「慣れ・日常化」って本当に大事なんだなとひしひしと感じています。

 

これからも皆さんにありったけの私の経験、知識、知恵、考え方、ご提供できるものを書き込んでいきますので

飽きずにお付き合いくださいますと幸いです。

「この記事良い!」と思われる記事があった場合は

ぜひSNSなどで共有してください。自然と櫂(kai)が喜びます 笑

 

もう1つ。

私が他の方のブログをフォローしない理由を明確にしておきます。

1.フォロー返しを目的としたフォローにお応えしたくないから。(これ目的の方はやはりすぐにフォローを外されます。)

2.距離感によってフォローの度合いを変えたくないから。(仲の良い方ばかりをフォローしてしまうと、せっかく私の記事を楽しみにしてくださる方との距離感を遠ざけているような気に、私がなってしまうからです。)

 

フォローは本当に嬉しいのです。

ただ私の感覚からこういった行動を取らせていただいています。

ご気分の悪い方がいらっしゃったのなら申し訳ございません。

何卒ご理解いただけますと幸いです。

 

 

 

前置きがだいぶ長くなってしまいましたが

タイトルの本題に移ります。

 

一昔前、営業と言えば「売る」が当たり前の時代でした。

「この商品はいくらですよ。お安いですよ。」

「このサービスは画期的ですよ!いくらでご利用いただけますよ。」

 

さて今の時代、この営業で自社の商品やサービスを売ることは可能でしょうか?

皆さんもおわかりですよね。

結論、難しいです。

 

20年前までなら通用したでしょう。

でも今はもはや「足りないもの」を探すほうが難しい時代となりました。

そんな時代に「○○円ですよ!安いですよ!」なんて

時代錯誤も甚だしいご案内ですよね。

 

検索をかければほとんどの商品やサービスの価格が知れ

ほとんどの取扱説明や歴史を調べることができる。

売りたい人の話を聞かなくとも自らが進んで調べて手に入れられる時代となりました。

 

ではそんな時代に

私たちはどうやって自社の商品やサービスを売っていけば良いのでしょうか。

 

これは実体験に基づく答えではありますが

今は「売る」よりも「貸す」時代なんだと考えています。

 

戦場で例えさせていただきますが

例えば今までの時代

戦場で使う武器は自分のものは自分のものとして準備し、磨いて使って成果を上げていました。

ただ今の時代

戦場で使う武器は自分で準備はするものの

その武器をある一定の場所に何人か何十人かで集めます。

そしてその協力者全員が無条件に武器を使えるように約束を交わし

決まった時期に全員がその武器を使用した「使用料」や「技術料」を支払う。

 

要は、武器を自由に「貸し合う」ことで戦闘を柔軟に進め

敵に対して優位に立ちやすい状況を作りながらお互いの利益を尊重しあう。

こういった仕組みを作るわけです。

 

すなわち、これを商売に置き換えると

「自社商材を自社だけで取り扱うのではなく、協力し合える同業種や関連業種の企業さん、個人さんと集まり、共有しながら利用しお互いの利益を尊重、確保していく。」

という流れを作るわけです。

 

結論、今の時代は商材を「貸し合う」ことでお客様にも協力者同士にも利が生まれてくる時代なんじゃないかと

私はそう感じているわけです。

 

今までは価格先行の「売る」だったものを、商材先行の「貸す」に変え

それにプラスして「共有」という武器の多角化を行うことによって1対1だった商売が1対10や1対20となり

お客様のご要望に最大限お応えできるサービスの展開が可能となる。

また「売る」が先行せずに「サービス」が先行することで

「痒いところに手が届きやすい」

「埋めたい隙間を埋められる」サービス提供へと変化し

「売る」⇒「買う」よりも

「貸す」⇒「共有利用する」⇒「買う」の流れによって

買い手としても今までの何倍もの納得できるサービスを受けることができるのではないでしょうか。

そしてそれに対する代金も、納得し支払いやすい状況へと繋がっていくのではないかと考えています。

 

もう一度言いますが

今、時代は「足りないもの」を探すほうが難しい時代です。

 

ほとんどのものが求めれば手に入り

新しいものは高技術なものしか受け入れられず

誰にでも手を出せるものは価値が下がっている時代です。

 

だからこそ現代が求めるサービスとは

「貸し合う」ことで生まれる「共有財産」を利用した

痒いところに手が届きやすい「納得できる」サービスでなければならないのではないでしょうか。

 

今日は時代は「売る時代」ではなくなったについて書かせていただきました。

この記事がご参考になる方がいらっしゃれば誉れです。

それでは、また次の記事でお会いしましょう。