櫂(kai)の知ること綴り帳

櫂(kai)の知ること綴り帳

私がやっている事業や趣味について綴っています。
事業は主に広告代理店、ライブ配信代理店、芸能案件キャスティング、映像・動画制作、音楽制作プロデュース、コミュニティサイト運営、グッズ制作販売、PRコンサルティングです。

こんばんは。

分子を増やすことに力を入れては成し得るものも成し得ません。

分子は後からついてくるもの、まずは損得を考えずに分母を増やすことに専念しましょう。

今年は比較的に管理が行き届いているのか夏バテを感じない櫂(kai)です。

 

今日は私が行っている、皆さんも使えるビジネス手段の1つについてお話します。

ほんとは書きたくない内容なんですが…

私も実績を残せている方法の1つですので、皆様にも共有できればという思いで書かせていただきます。

 

ちなみにこの方法での直近2カ月間の私の営業成績は

 

アポイント率…50%

商談率…14%

ご契約率…5%

 

となっています。

 

皆さんは「交流会」や「懇親会」などに出席されたことはありますか?

私は最近よく利用するのですが

この「交流会」や「懇親会」。

ご参加の方にご意見を伺うと大体2パターンの答えが返ってきます。

 

1パターン目

「多くのご縁をいただけて可能性が膨らみました。」

2パターン目

「あまり意味を感じなかったですね。必要な方に会えませんでした。」

 

なぜこんなにも両極端な意見が出るのでしょうか。

実はここに「交流会や懇親会の有効な活用方法」の答えが隠れています。

解説していきます。

 

せっかく数千円を払って交流会や懇親会に参加しているわけですから

できれば手ごたえを感じて帰りたいですよね。

まずそのためには必要な準備というものがあります。

 

1つ目にあたるその準備とは

自社サービスの「プランニング」です。

 

勘違いしてはならないのが、交流会や懇親会の会場は「販売会」ではありません。

あくまで企業同士や企業と個人が出会う「交流の場」なのです。

したがって、売る気満々で参加された方の商材を別の参加者の方がそもそもすんなり買うわけがありません。

「交流の場」なわけですから、事前にその点を抑えた自社サービスの構築をしなければなりません。

 

では、どういった「プランニング」を行えば良いのでしょうか。

 

一番改善のしやすい方法だけ書かせていただきますが

その方法の1つとして

「今持ちえる事業を細分化したり付け加えて増やしたりと、とにかくお客様に選んでいただきやすいサービス数に増やす。」

ということです。

 

簡単に言うと

1個のサービスをゴリ押しでご案内するよりも

10個のサービスからご選択いただくことで

お客様もご利用価値の高いものを選びやすくなり、ご契約率が上がりやすくなる、ということです。

またサービス数が多い分、ご説明させていただける時間も確保いただきやすくなります。

 

私も15年前はたった1つのサービスを引っさげて

「使ってもらえませんか?ご興味ありませんか?」

とお願いするばかりの会を過ごしていました。

そんな状態で参加していると、最初に興味を持っていただけなければもう先は無く

何回参加しても手ごたえも結果も得られないという繰り返しでした。

 

ここ最近は「プランニング」から取り組んだ成果が徐々に徐々に表れてきて

有難いことに先述した通り、結果も伴う形となってきています。

 

1つ目は「事前のプランニング」でした。

次に2つ目は「ターゲットを絞り込まない」です。

 

「この事業を展開してるからこのターゲットに的を絞ってお話しよう!」と決めつけないことです。

たしかにマーケティングやブランディングにとってはターゲットを絞ることは非常に重要ではありますが

これはあくまで「交流会」や「親睦会」のお話です。

購買層を選別するために参加する会ではなく、文字通り「交流するために参加する会」なわけですから

ターゲットを絞っても何の成果も出ません。

 

ここで大事なのは

いかに「共有、共感、協力」できるか、というところです。

なので「交流会」や「懇親会」では、ターゲットを絞った立ち振る舞いはしてはいけません。

あくまで見境なく、のべつ幕無くお話することに集中することです。

 

そして3つ目。

3つ目は「翌日までに御礼を」です。

 

考えてみてください。

出会うはずもない方々と出会える場、それが「交流会」であり「懇親会」です。

有難いお話ですよね。

だからこそ、ここでも見境なく、ターゲットを絞るわけでもなく

出会った方全員に翌日中までに「御礼のご連絡」をするようにしましょう。

 

この「御礼のご連絡」はメールやラインで大丈夫です。

今時期、いきなり電話というのはご迷惑になることもありますので。

そしてそのメールやラインを送る際にはご縁を繋げるよう

必ず文章にお話をする機会を頂戴する「予定」のやり取りを組み込むようにしてください。

 

実際に改めてお会いした際、雑談でも構わないのです。

SNSやAIが主流となっている現代において

人と人とが面と向かってお話する機会というのは

一見古臭いアナログに見えてしまいますが、こんなに貴重な時間はありません。

 

出会えた、ご縁をいただけたことに感謝して

仕事の話や趣味の話でも良いでしょう、語らい合ってみてください。

人と人との強い繋がりから生まれる創造物であったり相互協力であったり

それこそご契約であったりと様々な展開が待ち受けていることでしょう。

そしてそこには、人間対人間にしかできない「調和」が生まれるはずです。

 

まとめます。

「交流会」や「懇親会」を有効活用したいのであれば

 

1.事前に自社サービスのプランニングをしておく(サービス1つをサービス10個に。)

2.会場ではターゲットを絞らず、目星を付けずにのべつ幕なく会話に集中する。(すべての方に可能性があります。)

3.会終了後、翌日中までには必ず、出会った方全員にご縁をいただいたことへの「御礼メッセージ」を送信する。(この際、必ず次にお会いする予定のやり取りをする。)

 

この3つを繰り返し繰り返し行うことで

ご縁がより深いものへと進化していくものですし

また別の視点からは「自社を知っていただくきっかけ」にも繋がる行動になります。

「交流会」「懇親会」にご参加される方はぜひこの「3つの必須行動」をお試しください。

きっと今までとは違った手ごたえや結果、ご縁の有難さが見えてくると思います。

 

この「3つの必須行動」からさらに深く「交流会」「懇親会」の活用方法について知りたい方は

より詳しい資料をご用意しておりますのでご一報ください。

皆様の事業活動に幸多きことをお祈り申し上げます。

 

以上、今日は交流会を有効活用するために必要な「3つの行動」について書かせていただきました。

この記事がご参考になる方がいらっしゃれば誉れです。

それでは、また次の記事でお会いしましょう。