彩の国で「R&J」 を観てきた


自信もろう者であるジェニー・シーレイというイギリスの演出家が作る「ロミオ&ジュリエット」

出演者の半数以上は何かしら障害のある方々だった。

日本語と英語と手話と字幕を基本に繰り広げられる舞台


これぞ

異文化コミュニケーションの真骨頂!

私も参加したかった・・・

(実は今年の1月にオーディションがあったのだが

インフルエンザになって寝込んでしまいオーディションすら

参加できなかったのだ・・・!)


出演者の一人の女性が言う。

大学を出たばかりで、お芝居の道に進みたいと思ったが、それには五体満足であることが最低条件と考えていた。でも今回は障害があってもかまわないと聞きオーディションを受けた、と。


彼女には左の手首から先がなかった。

でも、彼女はとても明るく生き生きと楽しそうに初舞台を演じていた。

彼女の左手のことなど観ていても忘れるくらい。

手首から先のない左手を振り上げて演技をしていても

何も不自然を感じないくらいに堂々と、その場に立っていた。


私達は誰しも完全じゃないし

誰だって肉体的にも精神的にも沢山の不自由を抱えて暮らしている

少なくとも自分では自分を何かしら不自由に感じている

「五体満足」ってコトバすら忘れてる自分がいる

でも誰だって

そんな呪縛から逃れる時があってもいい

そして

できる事が山ほどある 

また思い出してみるのもいい


思うままに書いてしまった

偉そうだったらごめんなさい汗

関係者の方のブログを見つけました!

稽古場日記 かな。

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