4月15日(土)午後に、町の文化施設である「どんかホール」を会場に、定期総会を開催しました。

 団員34名のうち26名が出席した他、1名がオブザーバーとして参加しております。欠席者は全員委任状を提出しています。

   (オブザーバー参加の方は、4月24日に正式に入会しています)

 総会では、原案どおり決議され、さらに役員改選については、新型コロナウイルス感染がいまだに継続していることや河北混声と共に歌うステージ等の企画も継続実施していることから、前回と同様な役員体制で運営することが決定されました。

 役員は代表に大隅尚行、副代表に服部則子、同宇野美昭、会計は佐藤陽子、事務局長に原田弘美、事務局次長に眞木章となっています。

 その他、コロナ以前の状態の取組みに戻していくこと等を目指すと共に、施設訪問コンサート及び中学生や一般町民とのコラボ実現のための担当部署の体制を充実し様々な可能性を模索することにしています。

 今後のコンサート等での演奏曲については、指導者に出来る限り会員の要望を聞いて頂けるように要請すると共に、より社会性のある内容で、合唱団としての存在意義を追求することにしています。

 当面は、第7回山形県合唱祭【5月28日(日)午後・山形テルサ会場】への出場を目指すことになります。

 合唱祭での演奏曲は次のとおりです。

 「群青」:福島県南相馬市小高中学校平成24年度卒業生作詩・震災関連の歌です。

 「ふるさとは今もかわらず」:新沼謙治作詩・作曲、震災復興関連の歌です。

 時間が取れましたら、是非会場にお越しください。全体て20~30団体が出場し短時間で発表します。入場料は600円です。

 

 以下、総会での実績報告と事業計画です。(会計及び運営の詳細部分は省略しています、)

 

 

(1)―1  令和4年度事業報告          

 令和4年度の取組みについては、新型コロナ感染が継続している中ではあったが、細心の注意を払いつつ、2年ぶりで定期総会を実施し、例年以上に会員の出席をいただくことができた。

 演奏活動としては、4月の山田和樹氏の「県合唱の祭典」、5月の「第6回県合唱祭」、8月の山の日全国大会記念式典、第68回町総合文化祭記念式典及び会員(阿部千代子氏)の受賞、11月の宝くじまちの音楽会への参加等、通常の活動状況に戻りつつあると考えている。

 また、11月27日には、新型コロナの感染が爆発的に拡大した時期であったが、多くの関係者のご支援の下、主要行事である「ふれあいコンサート」を三年連続して開催できた。「ふるさとを歌うステージ」では東日本大震災の記憶をとどめる歌を継続して盛り込んだことや、本県出身の詩人吉野弘氏の「こころの四季」及び本県とのゆかりが深いシンガーソングライターの新井満氏関連の歌を披露したこと、新型コロナ禍で気持ちの落ち込んだ町民の皆様を元気づけようと、「河北混声と一緒に歌謡曲を歌うステージ」を継続実施し、多くの来場者に楽しんでいただいた。

 本コンサートは、多くの方々のご協力の下に、新型コロナウイルス感染防止対策を行いながらの取組みであったが、町内のみならず県内外から約450名の来場者があった。コロナ対策も充実させたことから、アンケート等では高い評価をいただくと共に、新規会員3名の獲得にも繋がっている。

 成果検討会にも、多くの会員にご出席いただき、次年度への共通認識を持つことができた。

 反省点として、中学生とのコラボ及び病院等の施設関係の訪問コンサートが出来なかったこと、会員の「共に歌うステージ」への取組みに濃淡があったこと等がある。

主な取り組み

No

期 日

行         事    等

内          容

1

04.16

令和4年度定期総会

西里コミセン 28名出席 委任状6

2

04.30

合唱の祭典(県合唱連盟創立70周年記念)

山銀ホール 8名参加

3

05.14

県合唱連盟総会

天童市民文化会館 代表出席

4

05.25

河北町芸術文化協会総会 

どんがホール 正副代表(2名出席)

5

05.29

第6回県合唱祭

山形テルサ 22名参加

6

07.10

ふれあいコンサート実行委員会 

職業訓練センター (実行組織設立)。 19名出席

7

08.11

山の日全国大会やまがた2022記念式典

山銀ホール 2名参加

8

11.03

第68回河北町総合文化祭式典

サハトべに花  阿部千代子氏受賞

9

11.16

宝くじまちの音楽会(岩崎宏美と共演)

サハトべに花 満席 25参加  

10

11.27

「ふれあいコンサート」

サハトべに花 入場者450名 29名+(10名)参加

11

01.09

「ふれあいコンサート」成果検討会

職業訓練センター 21名出席

12

02.21

河北町芸術文化協会研修会

役員等4名参加、講師 近藤のぞみ氏、

演題「文化は社会のエネルギー!?まちと芸術文化のいい関係を考える」 

13

02.25

三役会議

どんがホール、役員会資料の検討、6名出席

14

03.05

春を呼ぶコンサート

寒河江市民文化会館 12名参加

15

03.18

役員会

西里コミセン 総会上程案等の検討15名出席

町芸文関係の打ち合わせや小規模な取り組みは掲載していません。

 

(2)―1 令和5年度事業計画(案)

   会員の5回目のワクチンの接種もほぼ終了し、全体的に新型コロナウイルス感染が減少し、規制も次第に緩和されている中、間もなく元の活動が可能となることを期待しながら、事業計画を作成する。

   本混声合唱団の目標達成を図るため、必要に応じた感染対策を行いながら、定例練習会及び町内外のコンサート等への参加を通して合唱技術の向上を目指すと共に、発表の場でありかつ歌う楽しさを普及啓発する「ふれあいコンサート」の開催等の他、その時々に生じる課題に対し歌を通して社会活動を推進し、併せて団員間の親睦・交流を図る。

   特に、「ふれあいコンサート」では、町内の音楽文化活動を主導していくために、一昨年度から取り組み好評かつ新規会員獲得にも繋がった「町民の皆様と一緒に歌うステージ(歌謡曲)」などの企画を継続実施すると共に、高齢者の来場が多い中、アンケート要望等にもあった懐メロ等の合唱曲を盛り込むほか、世界各地で発生している戦火に対する、平和への祈りの歌も組み入れる等、合唱団の社会的役割についても検討、実施していく。

   また、中学生とのコラボの追求やPRの方法などについて、新しい企画を検討するほか、企業等に対しても共にコンサートを創り上げる仲間の観点から協賛を呼び掛ける。この方針の下に、次の取り組みを行う。

No

期 日

行         事    等

内            容

1

04.15

令和5年度定期総会

どんがホール 

3

05.13

県合唱連盟総会

天童市民文化会館 10時~ 代表出席予定

4

05.24

河北町芸術文化協会総会

サハトべに花 正副代表出席予定 

5

05.28

第7回県合唱祭

山形テルサ 

6

07中旬

ふれあいコンサート実行委員会 

役員+αで実行委を立ち上げ

7

09.03

県民芸文祭開会式(寒河江市担当)

合唱参加要請の可能性有 「組曲蔵王」数曲

8

11.03

第69回河北町総合文化祭式典

サハトべに花ホール

9

11.中旬

TV等によるコンサートPR

YBC又はTUY、新聞折り込みは約2ヶ月前

10

11.19

「ふれあいコンサート」及び打ち上げ

サハトべに花ホール等

11

12.上旬

山形市民合同音楽祭

山形市民会館:希望者

12

12.下旬

成果検討会

 

13

12.下旬

河北病院Christmasコンサート

希望者・Christmas曲中心・30~40分

14

02下旬

河北町芸術文化協会研修会

役員等参加

15

03上旬

役員会

本年度実績、次年度事業計画検討等

16

03上旬

春を呼ぶコンサート

寒河江市文化センター:希望者

 ※ 本年度実施曲 混声合唱 (4月15日時点。先生と調整しており、大分決まってきました。)

① 河北町民歌、かほく讃歌、群青(小高中学校)等

② 「うた・ねがい・明日ともなれば」「死んだ男の残したものは」等

③ 「日本の歌4」「外国映画等の主題歌」「昭和のデュエット名曲集」等(町民と一緒に歌うステージ)

④ 「スポーツ県民歌」等(古関裕而の世界)

⑤ その他

※楽譜・音取りCD等は、事務局で準備しますのでご購入願います。

※施設訪問及び河北病院のChristmasコンサートとは状況を見ながら判断します。   

※その他、指導者や町等からの演奏要請があった場合は前向きに検討します。