3年ぶりに開催された寒河江市の春を呼ぶコンサートに、河北町混声合唱団からは12名が参加しました。

 新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、寒河江市では本コンサートや寒河江混声の定演も3年間行われず、練習会だけを行っている状況で、構成員も減少していたようです。

 (ちなみに河北混声は、徹底した感染対策の下、3年間定期コンサートの開催や他のステージにも積極的に参加したせいか、構成員は増加傾向にあります。)

 3月5日(日)14時から、寒河江市民会館で開催された本コンサートでは、オープニングに寒河江市少年少女合唱団の歌声のほか、ゲストステージ(寒河江市出身のピアニスト・佐藤晴香さん)、合唱ステージ(寒河江市内の4つの合唱団のほか、河北混声等の周辺町からの参加者等約50名)、吹奏楽のステージの3つのステージが用意され、幅広い音楽ジャンルの音楽会となり、御来場の皆さんに楽しんでいただけたようです。

 当日は、遠方の白い山々がくっきり見える日本晴れとなり、春の訪れと空に響く歌声を長らく待ちわびていた寒河江市民など約500名の来場者あり、存分に春の息吹を感じていただけたようです。

 合唱ステージの演奏曲は、組曲「蔵王」の中から7曲で、蔵王讃歌、投げよう林檎を、苔の花、どっこ沼、雪むすめ、吹雪、早春です。指揮は鈴木義孝先生、ピアノ伴奏は黒田弥生先生でした。

 河北混声は、一昨年あたりから、これらの曲を様々なステージで歌っており、随分と豊かな表現ができるようになってきたような感じがします。ちなみに、昨年4月は、県合唱の祭典(合唱連盟創立70周年記念)で、山田和樹氏の指揮のもとにオケ盤で、8月には、全国山の日の記念式典でも一部の曲を歌っており、河北混声メンバーもこれらステージに参加しております。

 今回は久々に、他市町の以前からの仲間と共に歌えて大変うれしかったです。下写真は演奏状況です。

河北混声の今後のスケジュールは、3月18日に役員会、4月15日に定期総会を予定しています。その間は、毎週月曜日19~21時まで、どんがホールで練習を行っています。興味のある方は、是非、見学にお越しください。