世界的ピアニストのフジ子・ヘミング氏が書いた『魂のピアニスト』という本を読みました。
何故、この本を手に取ったかというと、家にあったからです。
面白くなかったらすぐ読むのやめようと思いましたが、冒頭の言葉にとても惹き込まれ、最後まで一気に読みました。
フジ子・ヘミング氏の生き方が面白すぎます。
恥ずかしながら、私はフジ子・ヘミング氏についてあまり知りませんでした。
名前から想像して、きっと恵まれた生まれ・人生を歩んできた方なんではないかと、、、
全くそんなことなくてびっくりです(恵まれた部分もあると思いますが)。
びっくりするくらい困難な経験をされていて驚きました。
フジ子・ヘミング氏はこの本の中で、ご自身のことを弱いと言われています。
しかし、どこが?どの辺が?という感想しか出てきません。
確かに弱い部分?(逃げる部分?)もあると思いますが、ひっくるめてめちゃめちゃ強く感じます。
というか自身のことを弱いと認められる人はもう強いのでは?という感想しかありません。
本を読まれた方やフジ子・ヘミング氏についてよく知っておられる方なら分かると思いますが、よく乗り越えてきたなと思わずにはいられないことばかりです。
恥ずかしい経験や失敗についても、包み隠すことなく言えることがもう強く感じます。
人間的な魅力が溢れすぎていて、、、
音楽家って本当に人間力大事!と改めて思わされました。
私は全くフジ子・ヘミング氏とは異なった性格・考え方の持ち主だと思います。
(共通点は猫・犬・鳥などの動物・お花が好きなことくらいでしょうか、、、🤔)
異なる考え方を知るのはとても楽しいです。
もしかするとこれも人間力を磨く一つなのではないかと思います。
あらゆる考え方をこれからも吸収していこうと思わされる本でした。