クラシック音楽には聖書を題材にした作品があります。
クラシック音楽(西洋音楽)はキリスト教の文化の中で育ってきているので、当然といえば当然です。
『教養として学んでおきたい聖書』という本を読んでみました。
とても分かりやすい本です。
キリスト教における聖書の立ち位置みたいなものが分かりました。
この本を読んだからといって特にキリスト教を信仰したりはしませんが、キリスト教(というかキリスト教を作り出した人間たち?)って面白いなと思います。
また、旧約聖書の扱いについて、よく分かっていなかったのですが、この本で理解することが出来ました。
キリスト教とユダヤ教の関係性についても、より理解出来たと思います。
この本の著者もキリスト教を信仰している方ではないそうです。
そこがこの本が面白く、分かりやすい点なのかなと感じました。
私はプロテスタント系の大学に通っていたのですが、何故大学の創設者がキリスト教を信仰することにしたのか、理解出来たように思います。
上昇志向や外への憧れみたいなものが、キリスト教の考えと合っていたのではないかと思いました。
この本で理解出来たことが沢山あります。
何故一神教になったのかも理解出来ましたし、神話の立ち位置もよく分かっていなかったのですが、この本で理解しました!