偉大な作曲家たちも勿論人間であるので、病気になります。
病気になると辛いということは誰でも想像することが出来ることでしょう、、、
『ベートーヴェン・ブラームス・モーツァルト その音楽と病 総合病院内科医がその病歴から解き明かす』という本を読みました。
作曲家たちの評伝を読むと、勿論病気の経歴も分かります。
しかし、その病気についての説明はありません。
物凄く辛い中作曲したんだろうなということは分かったつもりでいました。
この本を読むと、どれくらい辛そうであるかがよりはっきりしてしきます。
(それでも結局は想像ですが、、、)
病気の状態で作曲を続けていたことの凄さが、この本でより伝わってきました。
作曲にかける想いというか、情熱というか、精神力というのか、、、
何故、数百年経っても聴かれ続け、影響を与え続けているのか、分かる気がします。
言葉にすると何だか簡単というか、安っぽいというか、言葉にしない方が良いような気もしますが、、、
この偉大な作曲家たちは本当に音楽がないと生きていけない人たちなんだと感じます。
また、お医者さんはクラシック音楽を愛好している方が多い印象ですが、その理由が何となく分かった気がしました。
新たな視点を持たせてくれるおすすめの本です。