こんにちは
UMIで心の勉強修行中の、かほ です。
卒業シーズンが到来しましたね
ニュースでも、高校の卒業式の様子などが報道されていますが、
6年生や、中3で不登校のお子さんを持つ親御さんは、
どんな気持ちで見ていらっしゃるのかな。
1年前、当時娘が不登校になって1年が経っていましたが、
小学校の卒業式、うちの子は参加するのかなぁと考えて、
切ない気持ちになっていました
今、娘は小学5年生なので、卒業は来年ですが、
今のところ小学校に通う気持ちはないようなので、
たぶん、卒業式には出席しないかな。
1年前に比べると、学校に行かないこと、
フツウじゃないことに対する恐怖が、だーいぶ薄らいだので、
辛いなぁとは思わないですが、
娘にとって学校は、卒業して離れていくのが悲しい場所ではないんだなぁと思うと
少し切なく感じます。
私自身は、先生も友達も大好きで、卒業するのが寂しかったからね~
だけど。
今、カウンセラーの勉強をしていて、勉強会やカウンセリング練習をしていると、
すごく感じることがあって。
その人が、心の中でとっても大切にしていることとか、
ずっと引っかかってて忘れられないことって、
その出来事の大きさとは、全っ然、関係ないんだな、と。
例えば、私が6歳の時に交通事故に遭ったこと。
人生の中では、交通事故ってすごく大きな出来事だけど、
私の中に大きく残っていたのは、入院中に婦長さんに怒られたことだったり、
兄に対して罪悪感を感じていたことでした。
逆に、思い出しただけで感動がよみがえるような思い出って、
落ち込んだときに誰かが何気なくかけてくれた一言だったりします。
つまり、現象だけを見ると、
”みんなが揃って参列する卒業式に参加せず、
校長室でたった一人で卒業証書を受け取る様子”
って、寂しいとか、切ないと見えるかもしれないけど。
その子本人にとっては、その卒業式に参加することにはあまり価値はなく、
さくっと証書をもらって、お母さんと笑顔で家に帰り、
一緒に食べる美味しい晩ご飯の方が
ずーっとずー-っと価値のあることなのかもしれません。
いわゆる、”見栄えする”ような、一般的に価値があるとされるものと違っているからって、
それを悲しいとか、恥ずかしいとか思う必要はない。
不登校になった子たちって、そういう物の見方ができる子たちだと思うから。
だから、そんな物の捉え方を、
わが子の目線で、一緒に見させてもらえばいいんだと思います
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今年卒業を迎えられる学生の皆さん、心から、卒業おめでとう