今日、本義足を作るための判定会に行ってきた。
義肢装具士さんと現地集合して、
県庁舎の中で、しばらく待って
(他にもう一人判定を受ける人がいた)
診察室へ。
75歳は越えているだろう医師と
女性職員さんがひとり。
「何故新しい義足が必要なの?」
はい?
私「仮義足だから本義足を作りたいのですが」
「歩くのに支障がないなら、そのままでいいのでは?」
え~と。
私「3年経ってしまったので、断端も細くなって、脛の骨も出てきて…」
「何故もっと早く本義足を作らなかったの?」
私「心臓の治療で精一杯で…」
「あっそう。ちょっと歩いてみて」
「ちゃんと歩けるね」
え?仮義足で歩けたら本義足は必要ないってこと?
職員女性さんが
「まあ3年も経ってますしね。仮義足じゃカバーもついてないですし」
「そうか」
と書類にサイン?をしようとしてくれた時
「ライナーはきれいですね。新しくする必要はないですね」
私「いや、ボロボロになったので最近新しいのを購入したのです」
「そうですか。ではやはり本義足作成時にライナーは必要ないですね」
装具士さんに「ライナーを抜いた見積もり書を提出して下さい」
えー!
本義足作る時にライナーもセットじゃないの?
「ライナーは新品だから今は要らないでしょう」
私「3年履いてボロボロだったから実費で買ったのに。古いライナーで来れば良かったのですか?」
「そうですね。現在どうしても必要な物でないと申請出来ないのですよ」
「洗い替え用やスペアが欲しいとかでは通らないのです」
診察室を出た後で、装具士さんが
「ライナーが通らないとは思わなかった💦」
「昔と違って、今は本義足の申請も厳しくなって、不具合なく使えるのなら何年でも使えって言われるようになった」
と言っていた。
本当にボロボロのライナーを履いてくれば良かったねと苦笑い
「でも新しいライナーは申請しないで身障手帳を使わず買ったから、
次のライナーを数か月後に申請すれば新しいのをもらえるから。
耐用年数の1年待たなくていいからね」
なるほどそういうことね。
ライナーの申請は障害福祉課に書類を提出するだけだしね。
本義足が完成したら再び県庁舎に行って、適合しているか見せる必要があるそう。