下腿義足を作る前に、カタログからどのタイプにしたいか聞かれた。
大きく分けて6種類の中から選んでと言われたが、さっぱり分からず
装具士さんにお任せした。
今の主流だと言う、ライナーにピンを取り付けてソケットに刺す
Ottobock製にする事になった。

採型して2週間後の11月21日に義足が届いた。誕生日前日だった。

初めて義足を見た感想は
太いなあ。堅いなあ。重いなあ。
サイボーグの足のパーツみたい😅

ライナーを履いて、
先端にピンを付けて(ネジ回し)
ソケットに脚を入れる。
ソケットの底の穴にカチカチとピンが入っていき装置完了。
最初は装具士さんが全てやってくれた。

平行棒の間で掴まりながら立ってみる。
体重がかかるとソケット内の脚が痛んだ。
でも立てた事が嬉しくて歩き出してみる。
義足をつけた側の脚をかばいながらも、平行棒を往復歩けた。
PTさん達が「おー」と拍手してくれた。


それからは、毎日のリハビリで、
平行棒から松葉杖やピックアップ歩行器になり、
4点杖を両手に持って歩けると
T字杖に換えていき
T字杖を一本(右手のみ)にして
と日々進歩していった。

義足が出来てから3週間後には杖なしでスタスタ歩けるようになった。

驚異的なスピードだと装具士さんやPTさん達、整形の先生にも驚かれた。

でも