南 果歩 主演舞台『木のこと The TREE』
東京文化会館 小ホール
(7月12日 午後7時開演、13日 午後2時開演)の
ゲネプロ(公開リハーサル)と囲み取材が行われました
ペヤンヌマキさん「この企画のお話いただいた時に子供がはじめてみる舞台作品ということだったので、常日頃から思っている木と人間の共存というテーマを最近思っていまして、木を切る話が身近に起こっているなと感じ、木も生きものだぞという話を舞台にしたいと思い、どの世代が見られる、南果歩さんがいろんな年代を自由自在に表現していただける、林さんの自由な音楽アレンジ、我妻さんの舞踏と。完全即興のシーンもあり、いろんな年代の方にお楽しみいただけたらと思います。」
林正樹さん「今回お話いただいて、小学生のお子さんが見て、はじめて舞台の作品に触れる可能性があるということで、東京文化会館の要望もあり、幅広い選曲にしました。クラシック、ジャズ、自分のオリジナル曲、即興演奏を取り入れたいというのがペヤンヌさんからの要望で、そのひとつの理由として素晴らしい奏者と演奏できるので、その場でつくられるものというのを子供たちにも感じてもらえたらと、言葉に表せない部分を感じてもらえたらいいなと思ってここまでつくってきました。」
果歩さん「今回は、7歳の女の子から、そして17歳になって、14歳になって、そしてミドルエイジになって、うんと先の今わの際にいる老婆もやります。この70分間の舞台の中で、これだけ幅広い年代を演じることははじめてなので、ちょっとどうなることやらと思ったんですけれど、ペヤンヌマキさんの素晴らしい戯曲と林さんの独創的なアレンジメントの音楽が相まって、演劇、ライブ、そしてダンスとすごく本当アーティスティックな融合で、一応これはシアターデビュープログラムとして、小学生から観られる演劇なんですけれども、子供たちが楽しめるものっていうのは大人も絶対に楽しんでいただけると思っているので、老若男女問わず皆さんに観ていただきたい作品になりました。」
━明日に公演が迫り、どんなお気持ちですか?
果歩さん「これもう本当に楽しい舞台なんですよ。飛んで跳ねて歌って踊って、音楽があって、70分間の間に、命のバトン、木を中心に人間の営みやそれぞれの人生に照らし合わせて、いろんなことが起きていくんです。人生の春夏秋冬を描いているなと思って、ペヤンヌさんの戯曲が素晴らしくて、最後老婆の本がきたときにグッときました。」
━拝見しましたが本当に、役幅が広いと思いました!
果歩さん「そうですよね!7歳ですよ!勘弁してください(笑)何考えてるんですか(笑)」
━演じるうえで大変でしたか?
果歩さん「それがですね、言ってみたら、7歳より老婆の方が歳は近いのに、少女やるのに苦労はないんですよ、自分の中の少女がまだ生きているので、でも老婆というのは、まだ経験していない年代なので、そっちの方がどうしようかなと考えますね。ペヤンヌさんこれ、あて書きだって仰って下さったので、ゆりかごから墓場まで演じられてとても幸せです。」
━即興の音楽があるとのことですが、毎回違うんですか?
果歩さん「毎回、分数を与えられているんですけれども、毎日ころころ変わっています」
林正樹さん「明日からお客さんが来てもらうことによって、演者も演奏者も力をもらえるので、今までで一番いい内容になると思います。」
━演じていて一番印象に残ったシーンは?
果歩さん「すごくいいセリフがいっぱいあって、女の子が木に向かって、毎回、今日は可愛いねって言うんですよ。生き物なので褒められると、草花も人間もそうですし、対人関係もうまくいくんだろうなと思いながら、何かこういいところを言葉として発すると自分が浄化される感覚があって、最後のセリフで、命はなくなるんだけど、私はあなたの養分になる、私は土にかえって誰かの為にまた役立ちたいという言葉が美しいなと思いました。」
━小学生を対象にしたプログラムですけれど、子供たちにどう感じてほしいですか?
果歩さん「劇場っていうのは日常から切り離した別世界が広がる場所だと思うんですよね。だからその日常生活だけだと、大人も子供も心が窮屈になってくるので、自分の心を発散させてほしいなと、小さければ小さいほど、体感する心が柔らかいと思うので、大人にも大事ですけれど、まだ劇場に足を運ぶ習慣のついていない方たちにも、こんな世界があるんだと、こうやって色んなものと対話するんだ、音楽ってこんなに楽しいんだ、ダンスって素敵だなと、色んなところで、自分の感性で観ていっていただければ嬉しいです。」
━おばあちゃんになられました・・・
果歩さん「グランマって言って(笑)それも次世代の命が誕生して、そのタイミングで幼子を演じるっていうのもすごいタイミングだなって思ってまして、命の誕生って、自分の別の眠っていた感覚が呼び覚まされると言いますか、こうやって人って産まれて誕生して、こんな風に人の手を借りて大きくなるんだなあと、自分が子育てをしていたにも関わらず、あらためて色んな、人間になっていき過程を見せてもらっているので、そこで少女を演じているという、やっぱり私の人生面白いなと思ってます。次の世代にいいものをバトンを受け渡していきたいという作品です。実は、今日、赤ちゃんも観に来てました。客席だと迷惑になるので、楽屋で鑑賞していました。すやすや眠ってました。劇中でグリーンスリーブスを流しているので、お家に帰ってベビーにずっと歌ってあげてます。」
東京文化会館「1961年64年目ということで、文化会館は国際的なオペラやバレエを上演しています。その一方で新しい企画や作品、アーティストの公演をしております。
演劇とジャズのコラボレーションは今回はじめてです。
多くの方に観ていただく展開をしていきます。ほぼお席は埋まっておりますが、若干名のお席がございます。小中学生は1,100円になります」
果歩さん「シアター・デビュー・プログラム『木のこと The TREE』東京文化会館 小ホール
7月12日(金)19時00分開演(18時30分開場)7月13日(土)14時00分開演(13時30分開場)
脚本/演出:ペヤンヌマキさん、音楽監督/作編曲:林正樹さん
小さなお子さんから大人まで楽しんで観て頂けます!是非劇場に足をお運びください!!」
Music Program TOKYO シアター・デビュー・プログラム
『木のこと The TREE』
会場:東京文化会館 小ホール
日程:7月12日(金)19時00分開演(18時30分開場)
7月13日(土)14時00分開演(13時30分開場)
【当日券】
7月12日(金) 18:00から販売します(S席僅少)
7月13日(土) 13:00から販売します(S席僅少)
※webではA席のみ開演時間までチケットをお求めいただけます。
S席3,300円 A席2,200円
小中学生(全席共通):1,100円
※小中学生の方は、公演当日に年齢が確認できるものをお持ちください。確認する場合がございます。
詳細はこちらからお願いします。
脚本/演出:ペヤンヌマキ
音楽監督/作編曲:林正樹
出演
キャスト:南 果歩 金子清文 古澤裕介 我妻恵美子(舞踏)
ピアノ:林正樹
ギター:藤本一馬
コントラバス/チェロ:須川崇志
スポーツ報知
おばあちゃんになった南 果歩、舞台では7歳の少女に。孫も初観劇
https://hochi.news/articles/20240711-OHT1T51180.html?page=1
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/hochi/entertainment/hochi-20240711-OHT1T51180.html
auWebポータルニュース
https://article.auone.jp/detail/1/5/9/202_9_r_20240711_1720690711609437
ステージナタリー
南 果歩「親子で気軽に足を運んで」、小学生も楽しめる“舞台芸術”「木のこと」明日開幕
https://natalie.mu/stage/news/581848
Yahooニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec1001a06749c1597a8df8a8dbac3bba280e2563
スポニチアネックス
南 果歩 初孫の前で7歳から老婦人まで4役 舞台「木のこと The TREE」最終リハーサル
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/07/12/kiji/20240711s00041000426000c.html#goog_rewarded
Yahooニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/c1a1515ea3a87777525c8c5bf9256c4228d88846
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