こんにちは〜

水草担当のYです!

今回は水草を上手く育ててみようと言う内容でブログを書こうと思います。

当店でも質問が多くある水草育たない問題ですが大半の場合水草向けの環境が整っていない事が多いと感じます。

水草育成に大切な要素は主に3つです。

・光

・CO2

・底床

この条件をうまく満たせばほぼ失敗しないと私は考えています。

今回は底床編です。

底床についてお話ししていきます!

あくまで水草担当の考えや経験ですので多少誤差はあると思いますがぜひ参考にしていただければと思います。

水槽に水草を入れるにあたって活着などで植えない場合は良いのですが植えるタイプの水草を使う場合は必ず必要と言えるでしょう!

では皆さんはどんな底床を使いますか?

私ならソイル一択です

なぜなら栄養が豊富で水草の根張りが良いからです

ソイルとは土を焼いて固めた粒状の物です。

大半の方は砂利などを使って育成しているのではないでしょうか?

それが上手く育たない原因第1号かもしれません。

砂利はいわば石の塊栄養がほぼないんですね〜笑

観葉植物や花に置き換えると分かりやすいですかね?

皆さんがもし花や観葉植物を育てるときどんな底床を使いますか?普通であれば園芸店などに売っている土を使うと思います。水草も同じことが言えると思います。

では石や砂利のある所では雑草がほとんど生えてないですよね?それは雑草すら生えれないほど品栄養だからなのではと私は考えます。

水草も植物ですからね〜根っこから栄養を吸いたいんです😅

じゃあ、砂利を使って水草を育てていた方はソイルに変えましょうか!とそうは簡単に行きません。🙅

おそらく水槽には水草だけでなくお魚さんもいるはず、、、

いないなら良いのですが大半は魚の水槽に水草を入れている方がほとんどだと思います。

ソイルに変えるとかえってお魚が早死にするケースもあるんです。

そんなわけでお魚さんの水槽でのソイルと砂利のメリットデメリットをまとめました。


ソイルのメリット

・水草が育ちやすい!

→栄養が豊富、根張りが良い… などなど

色んな水草が育てられる

デメリット

・そもそもが土なので汚れの塊

人間で言うと部屋に土を敷いている感覚

→それだけお魚に負担がかかり寿命が短くなりやすい。


砂利のメリット

ソイルに比べて汚れにくい

→清潔に使えば飼育水を綺麗に保てるのでお魚たちの負担が少ない

・安価で気軽に使いやすい

育てられる種類が限られてくる

デメリット

水草の育ちが比較的悪い

→栄養がほぼないので育ちにくい

      ↓そこから?

水草が枯れてしまい水質の悪化につながる可能性がある


いかがでしょうか?

それぞれに良い点、悪い点があり

魚のことを思うなら砂利もしくは敷かない

水草をしっかりやりたいならソイル

と言う感じになると思います。


砂利で水草をしたい場合

先程できる種類が限られると書いた通り簡単な種類を選べば砂利でも水草育成は可能です。

ポイントは

・砂利でも育つ種類を選ぶ

・そもそも植えない種を選ぶ

この二つをを意識するれば上手くできるかと

砂利のオススメ✨



大磯砂が一番無難で使いやすいと思います。

目が細かすぎるものは水草が植わりにくいので大磯の中目くらいの大きさの物を選びましょう!

あと白い砂利はアルカリの成分が溶け込み水質が大きく変わる可能性があるので黒系の物を選ぶことをオススメします。


砂利でも育成しやすい水草

植える系のオススメ✨


クリプトコリネ


バリスネリア・スピラリス


このあたりは砂利や低光量でも枯れずらくてオススメです! 


植えない系のオススメ✨


アヌビアス


ミクロソリウム


こちらは石や流木に活着するので植える必要はありません。

こう言った種類の水草を置くのもひとつの手です。


ソイルで育成する場合のオススメは?

ソイルではあればどれでも良い訳ではありません。メーカーや目的によってソイルの栄養の濃さも変わってきます。

ソイルは大きく分けて2種類あります。

・吸着系

→あまり栄養がないタイプのソイルで主に底面濾過などに使われます。あまり水草育成向けではない

・栄養系

その名の通り水草を育成する用の栄養の濃いソイルです。

水草を育成する場合は栄養系を選びましょう!


水草育成ソイルオススメ✨




当店で販売中のC3ソイル(ノーマル)です!

とても栄養が濃く水草を育成にはもってこいのソイルです。濃い栄養を必要とする球根系やロゼット型の水草を使う水槽にオススメです✨

パウダータイプもございます。

ただ物凄く濃すぎるので水替えをサボるとコケも元気に増えるので注意が必要です。

ただ水草はかなり調子良く育ちます!

ノーマルじゃ濃すぎる… 

そんな時はC3ナチュラルです。

ほどほどの濃さがありならがノーマルより控えめになっているのがナチュラルです



私の場合はナチュラルとノーマルを半々で使うのがオススメの使い方です。

こちらのソイルは他の店舗で扱っている所がほぼありませんので当店でのご購入をオススメします👍

⚠️セッティングした後は植える時以外はあまり触らないのが基本です。交換の目安は半年〜長くて一年経つ頃には新しいソイルに交換するのが良いです


粒の大きさの選び方

ソイルにはノーマルやパウダーなど粒の大きさが商品によって変わってきます。

基本的にはノーマルを選んでいただければ問題は無いと思います。

細かい粒のメリットとしては水草が植えやすい事なのですが細かすぎてすぐ潰れてしまったり水捌けが悪くなる可能性があるのでノーマルがちょうどいいと思います。ので参考程度に


魚と水草を綺麗に両立させるには?

基本的にはどちらも完璧に育てることは難しいと考えて良いでしょう。しかし、お店やアクアリウムの雑誌などを見ると綺麗なお魚が入ったレイアウト水槽が展示または掲載されていると思います。

なぜ綺麗なのか?それは考え方の違いです。私がこのような水草を作る場合水草メインで育成しおまけでお魚を入れると言う考えのもと制作を行っております。なので水草をより良く見せるために魚を入れていると言う感じに近いです。

魚メインにすれば小型の熱帯魚などでしたら2年半ほど生きます。

しかし水草メインの水槽でもしっかりと管理してあげれば一年ほどは生きてくれますので十分楽しめるとは思います。

どっちを取るか、どう考えるかはお客様次第という訳です!


かなり長文にはなりましたが今回は底床編ということでやっていきました。

ご覧いただきありがとうございました。

次回はライト編となります。

お楽しみに〜✨👋