おはようございます
本日7月23日(火)は平常診療
いたしますよろしくお願い申しあげます
はとむぎの薬膳的効能と使い方
はとむぎは『ヨクイニン』という生薬。イボ取りで有名ですね。
体の余分な熱と水分を取り除き、胃腸の調子を整えてくれるので、ジメジメした季節にはとてもおススメ。
〇はとむぎの薬膳的効能
・利尿作用
・消化器を健康にする
・下痢を止める
・熱を冷ます
・膿を排出する
〇こんな子におススメ
消化器が弱くむくんでいる、食が細い、いぼ、慢性の下痢、湿疹。
〇調理方法
茹でたものをお粥、スープなどにトッピング。
〇注意したい事
妊娠中は控えるようにする。
梅の薬膳的効能と使い方
梅の旬は5月~7月。
薬膳では体を潤し、渇きを止める効能なのでこれからの季節にとてもおススメの食材です。
〇梅の薬膳的効能
・潤いを生み出す
・咳を止める
・痰を除く
・下痢を止める
・血を止める
〇こんな子におススメ
慢性的な咳、血便・血尿、嘔吐。
〇調理方法
カットして種を取り、煮る。下痢には焦がしたものを使う。
〇注意したい事
生食は中毒症状を引き起こす可能性があるため控える。
○生活で気を付けたいポイント
クーラーで部屋を冷やしすぎ、氷入りのお水を与えるなど、体を冷やしすぎるのは自律神経の不調や胃腸の不調の原因となるので控えめに。
パイナップルの薬膳的効能と使い方
パイナップルの旬は5月~8月。
体の余分な熱を冷まし、渇きを止めるのでこれからの暑い季節にとてもおススメです。
〇パイナップルの薬膳的効能
・体の熱を冷ます
・暑熱の不快感を取り除く
・未消化物を取り除く
・便通を良くする
・元気を補う
・イライラを取り除く
〇こんな子におススメ
熱射病、口が渇く、消化不良、イライラしがちな子に。
〇調理方法
皮と芯をとって、一口サイズにカットする。寒天寄せにしても良い。
〇注意したい事
食物繊維が多いので、与えすぎに注意する。
夏におススメの食養生
立夏(5月上旬)から立秋(8月上旬)までの3ヶ月間が暦の上での夏となっています。
中医学で夏は『暑』の季節。熱中症や脱水に注意するとともに、屋外と室内との温度差にも気をつけたい季節ですね。
〇夏におススメの食材
【潤いを補う食材】
・きゅうり
・トマト
・蓮根
・スイカ
・メロン
・パイナップル
・梅
・キクラゲ
・豚肉
【熱を冷ます食材】
・スイカ
・セロリ
・アスパラガス
・苦瓜
・豆腐
・ナス
※下痢している時は控えるようにしてください
【元気を補う食材】
・豆類
・芋類
・キノコ類
・白身魚
〇調理法のポイント
スープなど水分たっぷりのご飯にして、水分補給できるようにする。
暑い日はおやつもスイカなど体の熱を冷まして水分も同時に補給できるものが効果的。夏バテで食欲がない時は、寒天寄せにすると良いです。
油っこいもの、温熱性の食材は控えるようにしましょう。
記事監修:日本ペット中医学研究会
食材を与える場合は体調を考慮しながら与えるようにしてください。
7月27日(土)
人とペットの鍼灸学講座6
ワン・サポート事務局 午後1時~
「簡単!! いきなり12経絡2」(仮題)
経絡の変動の簡単な診かたと
治療法について実践します
前回に引き続き井穴
+原穴 できれば四総穴まで
進めたいとと思います
ワンちゃん同伴可能
四肢を出しやすい服装でご来場ください