こんにちは
保育分野の子どもの事故予防のところで、今年はじめてチャイルドビジョンの体験を入れてみました。
チャイルドビジョンとチャイルドマウス、どちらも知ってはいたけど、やはり体験の力って大きいというか、「実感を伴う」理解って大事だなと思いました!
授業の流れは、
【導入】
子どもの頃、事故に遭ったり、ケガをしたりしたことはあるか?
それはどんなケガだったか?
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なぜ子どもは事故に遭いやすいのだろう?
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【グループワーク】(jamboardでグループごとシートに入力)
子どもの年齢別事故原因のグラフ
ア~オを考えさせる。(3分くらい)途中で、選択肢を示します。
アとエは比較的分かりやすいけど、イウオは難しいですね。
なぜそう考えたか、グループで出た意見を1つの班に発表させてから答え合わせ。
答えは、ア 交通事故、イ 転倒・転落、ウ 溺死・溺水、エ 窒息、オ 煙、火災 です。
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このあと、「こどもの視展」の1分ムービーを視聴します。
子どもの大人の体の違いを、教科書で確認して
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子どもに事故が多い原因を簡単に解説
●頭の比率が大きい
●体が小さく機能が未発達
●危険を判断する能力が未発達
●理解力や行動が大人と異なる
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チャイルドビジョン体験
いろんなところで無料ダウンロードできます。
A4の厚紙に印刷して作りました。
子どもの視野が狭いことを体験できました。
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【グループワーク】
「家の中の危険な場面を探そう」
これも、jamboardで、グループで1つのシートを共同編集しました。
これは、どの資料集にもあるワークですよね。
生徒はとても楽しんで取り組んでました。(約7分)
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【発表・共有】
グループごと、①危険な場面・理由、②事故予防のための方法を発表しました。
今回はやらなかったけど
「チャイルドマウス」(和歌山県ホームページ)の型紙もあります
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/130500/kenkou/kenkou/topics/kyukyu/kyukyu_d/fil/29mausu.pdf
そして、授業終わったあとに、さっきの↑チャイルドビジョンをダウンロードした、東京都福祉局のページの中に「乳幼児の事故防止学習ソフト」があるのを発見してしまいました
これ、ソフトってなってますが、ダウンロードしてもパソコンに変更を加えるようなマクロとか入ってないみたいで、校務用パソコンでも動作できました
なので、生徒のChromebookでも大丈夫だと思われます。
このソフトだと、子どもの発達段階によってどんな危険があるかが分かりやすくて、楽しみながら学べそうです。
グループワークだと協働的な学びはできるけど、知識がより身に付くのはこっちのほうかな・・・
試しに一度ご覧になってみてください~
では