こんにちはニコニコ

今日のyahooニュースに上がっていたので、リンクを貼っておきます。

 

 

 

なぜ観点別評価か、というのは、学習指導要領の改訂の趣旨にもあるように、これからの社会を生きる子どもたちに必要な資質・能力を身に付けさせるためで、そのために主体的・対話的で深い学びを行い、評価を「指導に生かすため」にするのです。

 

だけど現状は、「観点別評価」をしなければならない(必要性は理解された)、多面的に評価しなければならない(定期テストの点数=知識・理解だけで成績をつけるのは適切ではない)ことの理解まできたけど、肝心の「必要な資質・能力を身に付けさせる授業改善」が進んでいなくて、今まで通りの授業をするのに、評価だけ無理やり3観点でしようとしているところが問題で、「観点別評価」をすることが目的になってると思うんですよね。

 

初期の頃は、なぜ「観点別評価」をしないといけないのか、ってところでなかなか納得してくれない先生方が多かったと思うけど、今は「とりあえず」やればいいんでしょっていう上差し【後編】の感じになってるのはすごくよく分かりますあんぐり

私の場合、適当につけてるわけじゃないですが、大事なのは授業改善だと思っているので、、、細かいルーブリックの基準作成にあれこれ悩むとか、そういうところに労力は注ぎたくないし、「おおむね満足」なレベルでざっくりと、ダメなものはダメなレベル、際立ってよくできる(頑張っている)ならどんな観点・基準を持ってきてもAだよね、っていう評価でいいんじゃないかと思っています。

 

先日同僚ともそんな話をしたんですが、文科省が「BBB」=「3」って示してるのが、かえって私たちを悩ませてるよね。ってもやもや

クラスの大半が「おおむね満足(B)」になるように指導をしたら、評定平均値は3に近づく(はず)、だけど運用上(?)は評定平均値が「3」だと低すぎるというか、感覚的には「おおむね満足」レベルは「4」だから、「333」は「4」にしたほうがいいんじゃないかと指差し

(↑このあたりの数字のことは、県によっても学校によっても違うと思うので、意味不明な方はスルーしてください。感覚的にわかってくださる方もいらっしゃるとは思います。)

 

とりあえずあと数年はこんな状態が続くんでしょうが、、、

教務の立場としては、観点別評価によってデータ入力や変換ミスが頻発するのを阻止するための対応を検討中です。