こんばんはニコニコ

もう1つ、Jamboardの活用法をご紹介します。

前回の、クラス全員の意見を共有する方法の応用バージョンです。

 

授業の導入などに使える「フォトランゲージ」という学習法があるんですが、今までのやり方なら、プロジェクターに写真を映すか、グループごとに写真(コピー)を配布するということになります。

でも、プロジェクターに映した場合は、画像が不鮮明で細かい部分まで読み取れないし、グループごとに写真をコピーしてラミネートまでするのはかなりの手間だったんですよね。

 

ちなみに、私が初めてフォトランゲージを体験したのは、開発教育協会のワークショップです下差し

 

フォトランゲージに関する説明はこちら下差し

 

開隆堂さんの小学校の教科書にも、フォトランケージが取り入れられているんですねニコニコ

https://www.kairyudo.co.jp/contents/01_sho/2020/katei/pdf/shoka_p6-7.pdf

 

さて、この「フォトランゲージ」をJamboardでやるのが便利です。

Jamboardの画面に「背景を設定」というメニューがあるので、そこでフォトランゲージに使う画像を設定します。

画像をそのまま貼り付けてもできますが、生徒が付せんを貼るとき動かしてしまったり、消してしまったりするので、背景にして固定しておくほうがベターです。

        (画像はハイムーン工房ホームページより)

 

このファイルをclassroomで課題として割り当てるときは、用途に合わせて「生徒がファイルを閲覧できる」「生徒がファイルを編集できる」「各生徒にコピー作成」のいずれかを選びます。

 

「生徒がファイルを閲覧できる」は、見るだけ。

「生徒がファイルを編集できる」にすると、付せんを貼ったり文字を入力したりできます。(クラス全体で意見を共有したい時、グループで付せんを使って話し合わせたいときはこの方法で)

「各生徒にコピー作成」は、一人一人に活動をさせたいときの方法なので、いわゆるワークシート的に使って、後で課題として提出させたいときはこちらがオススメ。

何でもグループにしてしまうと、やらなくてもいいやってなってしまうと思うので。

 

グループワークで付せんを使った活動をするときの、評価につながるちょっとした工夫については、また次回にパー

 

※ちなみにリサイクル活動についてのこのイラストは、生徒の思考が深まる、いい題材みたいです。面白いことたくさん付せんに書いてました。十分考えずに始めちゃったので、来年リベンジしたい授業になりましたグッ

 

参考にしたのは、DEARの「プラスチックごみ 開発教育アクティビティ集4」です。

 

イラストは、こちらの本で紹介されていたリンク先からお借りしました。教材としての使用可能とのことです。↓