住居分野「安全なすまい環境」のところで、地震についてとりあげた授業の流れについては、前回書いたとおりですが、紹介し忘れていたので追加です。
ワークシートの裏面に、非常持ち出し袋の中身についてと、「語りかける目」を印刷して配りました。(時間がないので、各自で読むような感じで・・・)
とてもいい文章で、道徳の教材になってもいるようなんですが、時間がないので生徒まかせ。
でも、生徒は黙って真剣に読んでいました。

「語りかける目」は、「中学生のための防災まちづくり読本」の中で紹介されている、阪神淡路大震災の復旧活動にあたっていた消防士さんの手記です。
 
手記は、こちらから読めます。
http://www.hyogo-c.ed.jp/~maiko-hs/memorial/2004/m2004_03-10.htm#eye

この手記を読んだとき、震災の恐ろしさを初めて実感した気がします。イメージしていた地震の被害ではなく、はだしのゲンの1シーンが浮かびました。戦争中ではなく、現代にこんな状況が起こったなんて悲しくて、何度読んでも泣きそうになります 

9月1日の防災の日にあわせて、LHRで「家庭科ワークブック」の中の「あなたは生き残れるか」をやったあと、この手記を読ませたこともあります。
この文章を使って、家族とか親の子への思いとか、そういうことを考えさせるような授業をするのもよいかもしれません。

あと、地震関連だと、新聞紙で作る簡易トイレの製作実習とかも、知っていたら役立ちそうだし、よさそうだなぁなんて思いました。

youtube
「災害用簡易トイレにもなる新聞紙の箱の作り方(カトー折り)」
http://www.youtube.com/watch?v=OBBmvjAOkSo