先日、見せていただいた研究授業のテーマが「親の養育態度と子どもの性格形成」のところでした。わたしも2学期に同じところで公開授業をやったのですが、ロールプレイを通して親や子の態度や心情を理解させるという内容、思っていた以上にけっこう難しいです。わたしがやったときは、生徒の思考を深めることができなくて、なんだか表面的になっちゃったなーという感じ。(なのでこの授業は振り返りたくない。笑)
ロールプレイ自体は、生徒は意外と恥ずかしがったり嫌がったりせずやるんですが。生徒のレベルにもよると思うけれど、想像力の乏しい子たちだと、設定を変えてやっても内容があまり変わらなくて、よくわかんない感じになってしまう。そういう場合は、こちらで設定したシナリオを演じさせるほうが効果的かもしれません。

さて、その研究授業の中で、先生が親の養育態度と子どもの性格形成について説明をされていたとき、生徒の一人が「あー、これって、ドラマでやってるよね」と周りの子につぶやいていて、そしたら数名の子たちが「そうそう、見てる!」って同調してました。
そのドラマとは、金曜日10時~放送中の「夜行観覧車」(原作・湊かなえ)です。
わたしはそのときまでこの本もドラマも知らなかったんだけど、これは見なくちゃと思って、先週から録画セットして観てます^^
たしかに、家族関係とか親子関係とか考えることのできるドラマです。

このドラマがどんなふうに教材づくりに生かせるかはまだわからないけど、生徒は何に興味・関心があるかということに、常にアンテナはってないとダメだなって思いました。
昔は、子どもたちが好きだというコミックや音楽など、わたしも読んでみよう、聞いてみようっていう意識があったけど、いつの頃からか、聞いても「ふーん」で終わってしまってるような(汗)
なんかもう、理解できる世代を超えちゃったかも、っていうのはやっぱり言い訳で、子どもたちの感覚を知っていないといい授業はできないですよね。
・・・そういう意味で、やはりいつかは「ワンピース」観ないとなぁって思っています

でもわたし、パズドラはちょこっとですが試してみましたよ
パズドラっていうのは、最近はやりの携帯ゲームのことです。楽しさはわかんなかったので、すぐに放置してしまいましたが。かなりブームみたいです。