僕は、1年生の秋から、「全日本学生テニス連盟」の一員として、全国大会の運営に約2年半携わってきた。
その経験をもとに卒論を考えいるのが、最近の僕です。
これまで何度もテーマを変えてきた卒論。。。笑
とても大事なので、じっくり考えています。
大学院まであるので、修論との兼ね合いも少しは考えておきたいものです。
(Twitterで連続ツイートしたのを修正・加筆したものです。)
(改めて思い返すとかなり学連のことが好きだった。)
【学連はボランティア】
学生連盟については、恐らく全競技に共通して、「無報酬」であることが規約で書かれている。
それが問題だと以前発信したことがあるが、ボランティアと仕事は全くの別物であると学んだ。
それぞれを同じように考えてはならない。
昨今の働き方改革では、ここをごちゃ混ぜに考えてしまうことで、非常に複雑になってしまっていると僕は考える。
それぞれ特有の価値を提供できれば良い。
http://kantotennisgakuren.r-cms.jp/files/user/
<関東学生テニス連盟規約2017319改正>
【ボランティア(volunteer)とは】
ボランティアとは、自らの(金銭的)利益にならないのに、自ら進んで人のために活動することである。
<仕事>→自発性△ 非営利性 ×公益性◯
<遊び>→自発性◯ 非営利性 ◯公益性×
<VO>→自発性◯ 非営利性 ◯公益性◯
ボランティアは“第3の生き方”と呼ばれる。
【学連の問題は何か】
無報酬であることは問題ではない。
しかし、学連で問題なのは、「自発性」に欠けることである。
全員が進んで学連に参加するわけではない。
そうなると、その人にとっては「ボランティア」ではないのである。
「自発性」はボランティアの大きな要素の一つであるからだ。
【価値を提供できていない】
「自発性」に欠けてしまう原因の一つに、学連としての価値を提供できていない運営側の問題も考えられる。
私たちが運営をして、その運営の良さをどれだけ伝えられているか。
少なくともただ選手として活動するよりもプラスの価値を享受できている。「自発性」がある人は。
だが、それは残念ながら多くの人には届いていない。
それよりも負の面に目が行きがちで、学連に対して、ネガティブなイメージを持つ人が多いのは確かだろう。
【プラスがプラスを生む】
価値を提供することで、「自発性」を持つ人の参加が増加し、それはよりよい享受につながるし、また次の代にもプラスの効果が生まれる。
だから、まずは「学連の価値」を明確に示すためのデータが必要である。
僕はそのための論文を書こうと考えている。
少し前は他のテーマで考えていたが、僕の特別な経験を生かすのであれば、やはり学連は非常に大きな可能性を秘めている。
【地域活性化のために】
ボランティアを学連以外の視点でも考えている。
地域の人口減少ははっきり言って止められない。
お金を集めるのも困難。
これから地域を発展させていこうとするにはどうすれば良いのか、正直革新的なアイデアを出している人はいるのかわからない。
僕がやろうとしている“地域コミュニティの活性化”というのは、住民が自発的にスポーツ・文化を生活に取り入れて豊かなライフをつくっていくことである。
お金を使って経済を回す、という視点ではない。
永久に存続する可能性を秘めているのは、それが無償で生まれる豊かなコミュニティだからである。
一度強固なシステムが確立すれば、孫の代、いや、それ以降も続く地域活性化を生み出せるのではないか。
まだまだ勉強中ではあるが、今はそう考えている。
このようなことも、ボランティアがむしろこれから重要だと言える一例である。
卒論。がんばるぞお。笑