娘の就職が内定しました。
なんか・・役目が一つ終わったような気がします。
息子は、あと1年大学院生やるみたいです。
あっという間の、20年だった・・
ふっと振り返ると、子育てに明け暮れ、
家計をやり繰りし・・
なりふり構わず・・女ではなかった気がする・・
早くに母を亡くして、
ほんとに、何も知らず、
こんな親で、子供には申し訳ない思いで
いっぱい・・
息子はよく
「ちゃらんぽらんな母で、ある意味よかった」
よく、そう言うけど・・
なんだそりゃーって感じ・・
妹ともよく話すけど、
無知って、ほんと恥ずかしい
妹は2歳、私は10歳で母を亡くしたのだけど
妹は、よその家に入る時
「おじゃまします、こんにちわ」
そう言うことすら知らなかったと言う
母の葬式の日
私はレースの黄色のドレスに
赤いハンドバックで参列した。
誰も、何も言ってくれなかった・・
私はただ、一番いい服を着て
母を見送りたかったんだと思う・・
こんなんで親やってよかったのかと思う
ちゃらんぽらんで・・
仮面夫婦で・
半世紀生きてきて
ふっと振り返った時
自分って何だったんだろうと思う
あと、どのくらい人生あるのか分からないけど
女でいたいと思う。
きれいで、かわいく、そういられるよう・・
努力していこうと思う
大好きな人の為に・・・