8月19日の夕方、風を鎮める風鎮祭、そして稲に害のある虫を追い払う虫送りの神事が、下八釣町でありました。
トビイロウンカの被害が甚大だった翌年から始まった五穀豊穣を願う神事で、今年で4回目となります。特別栽培米・八釣山の田主、山尾さんの提案で行われている神事です。
今年は神饌田の前で、舞の奉納もありました。
18時より、下八釣町の畝尾坐健土安神社にて神事が始まりました。
修祓で清め祓い
祝詞奏上
玉串を奉り奉納
この後、神饌田に移動しました。
ちょうど二上山に太陽が沈む頃でした。
神饌田の前で観音舞の奉納
神饌田を清め祓いした後、3本の松明に点火します。
松明は赤埴山の竹、笹、畝尾坐健土安神社境内の杉から作成しています。
宮司さんを先頭に、清め祓いをしながら里道を歩きます。
折り返して神饌田の方へと戻ります。
神事が終わる頃、夕闇が訪れ始めていました。
西の空には細い三日月が見えました。
今年も豊作でありますように