今日職場でひょんなタイミングで仲間を発見した。
ということで、今日の好きなもの。
お笑い演劇コンビ 「ラーメンズ」。
お笑いブーム真っ盛り(?)な今日この頃。
人気も実力もある2人組。
でもメディアで主立って目にするのはMacのCMくらい。
ジャンルは「お笑い」のはずなんだけど、「お笑い芸人」じゃない2人。
クラスの男子みたいに、どこかシャイで、負けず嫌いで、
テンションあがるとノっちゃう大人2人。
ルックスにインパクトがややあるけど、安心感もある、俳優みたいな人たち。
笑わせ方は大衆に媚びない笑わせ方。
でもサービス精神旺盛な笑わせ方。
自分たちが楽しくて納得できるものをやっているだけ。
そんな印象を受ける。
日本、日本語、常識、思い込み。。
それをすんなり受け入れるのが面白くないみたい。
概念の再構築、と言ったら大げさかもしれないけど、
「当たり前」をおもちゃにかえちゃう。
哲学者とかになる才能あるんじゃない?と思わせる台本。
そして言葉にとても神経質。
普通の言い回し表現が少ない。
(わたしもどちらかというと小さい頃から常套句を使うことに抵抗があったので
気持ちがすごくわかる。)
韻、リズム、語感、気持ちいい言葉の連続、面白い言葉のつなげ方。
言葉遊びで物語が書かれている。
ちょいラフでフィーリングが大事なシェイクスピアみたいな感じだね。
2人の役割分担はボケとツッコミというスタンダードオンリーで
完結することはほとんどない。
っていうか、すべて背景のある(想像できる)ストーリーが展開されてるから。
同じ人なのにネタ毎に違う人みたい。
同じ2人なのに毎回関係性が違う。
パフォーマンスは洗練されつつあって嫌味がない。
ミュージカルでも歌でも演劇でも能楽でも、なんでもいいけど、
パフォーマーが「ねらって」やることは大概観客に伝わって、
嫌味に感じることが多い。
でもねらいという工夫無しに面白いものはなかなかできない。
ならどうやったら嫌味なく伝えられるか。
ポイントはパフォーマーの精神状態・観客への精神の伝わり方。
パフォーマー自身が精一杯、邪念なく、高い集中力を持って
「表現しよう」とするとき、わたしたちはそのパフォーマーから伝わってくる精神に
心打たれる。
パフォーマーがパフォーマンスのことだけでなく余計なことを考えて
パフォーマーの精神と観客の精神がぶつかってしまっているとき、
観客はパフォーマンスに入り込めない。
ならばパフォーマーが精神を自由にし、迷いをとっぱらって、
パフォーマンスに集中すれば、それに観客は引き込まれる。
同じ「カッコつける」にしても、やってる人の精神の伝わり方で
ただの嫌味か、ふふっと思わせるかが違ってくる。
まぁそんなわけで、
ラーメンズの2人の場合は、「なんか憎めないから嫌味と感じることも少ない」。
すごいパフォーマンス力だと思う。
2人が2人して、力を合わせて、強力に人を引き込めるのだから。
見たことない人は見てみたらいい。
後味悪いこともほとんどないから。基本的に短編続きだから。
2本、3本と見進めていくうちにはまっていく。
そんな中毒症状をもつ、なんかいいよね、コアだけど(だから)ってかんじ。
すごいな、ベタぼめだね。
まぁだって尊敬できるよねー、作家・パフォーマーとして。
もちろん中にはいまいち、っていう作品もあるけどさ笑。
自分の好みが見つかるはず、毛色の違ういろんな作品が楽しめる、
カメレオンコンビラーメンズが、今日の好きなもの。
好きなもの。わたしの好きなもの。
「好きなもの」ってくくりはとっても狭いようで広くて、
どれから指をさせばいいかわからない。
あれ、もしかしたら指をさせるものすべて「好きなもの」かもしれないな。
・・。そんな気もしてきたけど、
でも、「好き」にもいろんな幅・奥行きがありそうだよね!
「もぉ、めっちゃ好き~」と「うん、まぁ・・どっちかってーと好き」って言うのは
だいぶ違う。テンションだいぶ違う。
その日何が一番好きと感じるかを客観的に見ると、
そのときのマイブームとか、目線とか、自分のヲタ気質とか、
何にアンテナぴんぴんか、とか、だからこれからどうするとか
おぉっ、見えてきそうじゃなーい?
まぁ、そんな自分を再発見、っていうすてきな事もついてくるけど、
何より、
「あー、これ好きやわー!!」って心から言える
毎日を暮らして生きたいのです。
そんな自分でいたいのです。
だから好きなものを語っていきます。
楽しいテンションがあなたに届きますように。