お客様の希望をうのみにしてはいけない理由 | システムキッチン・TVボード設計図集(CADデータ集)

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特注家具の依頼を受けて

先ずすることはお客様の希望を聞くことです。


ですが
お客様が伝えてくる希望は、必ずしも本当に
欲しいものかを確認する必要性があるとしたらどう思いますか?




というのは

ショールームで見れる家具や、車、
バッグなどと違い、

建物同様

特注家具というのは、そもそも形がありません。



ですから


お客様もとても不安な気持ちで伝えてきていると思ったほうが
良いでしょう。





話は戻りますが、



依頼があった時に

お客様が自分で書いた図面やスケッチ、
写真のスクラップなどもあれば
それも見せていただきます。



そこで


これが希望なのだから言われた通りにしようと
すぐ思うのではなく、

お客様は限られた媒体でしか情報を得ていないと
感じたならば、



「別な案も出させてもらっても良いですか?」

と出しゃばってみてはいかがでしょうか(^-^)





1つのプランよりも2つのプランを提示して
選んでいただこうというわけです。



なぜかというと

建築や家具のプロとしてのアドバイスも
きっと欲しいと思っているからです。



実は、


こう言えるのは、

私は今まですべてこうしてきているからです。



そして
その結果は
対案として提出したプランが採用となったことがとても多いからです。



ですから

お客様の要望を聞き、
対案を考える上で

イメージを沸かすための材料を日々得続けることが
大切というわけです。




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