ご無沙汰しております。

みなさん、お元気してますか?

なんだか一日一日がとてつもなく早くって、

気が付けばもう3月になってたよ。


最近のわたし。

幸せな悩み事で頭を抱えてみたり、

トリュフォーのドワネルシリーズを一気に観てみたり、

新宿駅構内のベンチのようなものに妹と腰掛けていると、

向かいの喫茶店から出てきて隣に座ったおばあちゃんから、

ゆずはちみつ。とだけ書いてある和菓子を二個ずつ貰ったり

そう言えばうちら姉妹は、

よくおばあちゃんに声掛けられるよなぁ。と考えてみたり、

自転車をこいでいて、

果たして人が住んでいるのだろうか?とついつい思う

木々に覆われた昭和な家屋に目を奪われ

奥に灯りを探そうと深追いをしていたら、

電柱に激突してしまったり、

前カゴに助けてもらったり、

カゴの形を直すついでに凝視したら奥で仄かに灯ってて、

なんだかわたしはほっとした。


間もなくのわたし。

この仕事を始める前、

地元にいる頃からの夢が叶います。

あの頃は、

どうやったらそれが叶うかさえも考えられなかった、

そんな、でっかいおもいっきり思い込みな夢。

それが、叶おうとしてる。

この、、なんと言おうか、なんとも言えない、

わたしの気持ちを1番理解してくれる人、

その夢をずっと聞かされ続けた親友にメールした。

長ーいメール。

去年の秋までは地元の頃よりずっと近くに住んでいた。

彼女は今フランスだ。

驚くべき速さで長ーい返信がきた。

きっと彼女の文章を載せる方が、

何倍もわたしの気持ちが良く分かってもらえる。

そんな文章だった。

彼女の嬉しさに、さらにまた、わたしは嬉しくなった。

どんな夢だったのか、今は秘密。

また、そのうち。



神楽坂 恵-2011030623500000.jpg おばあちゃんから貰った、ゆずはちみつ。

喫茶店から少し遅れて出てきた友人らしき人にもあげようとしたら、「今食べたばかりだからいらないわよ。」とあっさり断られていた。でも、全く動じてないおばあちゃんの様子。

ホームで妹と食べてみた。

予想を裏切られた甘みの少なさ。ほんの僅かにゆずはちみつ味が残る軟らかい食べ物。今、わたし何か食べたっけ?とも思わせる。だから、また食べたくなった。



 

神楽坂 恵-2011030317560000.jpg

実家の方では、
おひなまつりは4月3日。

今でもそうなんかな?

小さい頃、

みんなが寝静まったら、

五人囃子の笛太鼓で宴をしてるんじゃなかろうか。。と妄想し、寝る前の水分は控えてた小さなわたし。


そして、只今、

木村草一監督『月刊NEO 神楽坂 恵~火花の時~』

発売中!!


撮影期間中に29歳を迎えておりました。

目を奪われてしまった家屋を遥かに超える昭和の匂い。

是非、ご覧くださいませ。